約 2,188,129 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1484.html
新暦75年。 次元震の地球への影響は著しかった。 環境の激変や生態系の破壊が起こり、唯一の望みである魔法技術も殆どが失われ、復興も絶望的な状況となった。 度重なる次元震の余震や治安の悪化も手伝い、人々に安息が訪れることはなかった。 だが、それでも人は生き続けた。 ……いや、生きねばならなかった。 戦後15年、地球環境はようやく安定期に入った。 次元震の余震もだんだんと形を潜め、禁止されていた次元世界間移動も解禁された。 その際、アフターウォーからミッドチルダへの移民が続出し、ミッドチルダでも受け入れへの対策が本格的に始まってきていた。 しかし、アフターウォーに暮らす人々に比べると、移民者の数はまだまだほんの一握りに過ぎなかった。 皆、自分の生まれ故郷である地球を見捨てることが出来なかったのである。 アフターウォーに残った人々は来たるべき時代に望みを託して、『今日』を必死で生きている。 そしてここにも、『今日』を生きる人々が作った街があった。 灼熱の日が注ぐ砂漠の中にある小さな街。 建造物はどれもボロボロであったが、街には人々が溢れていた。 そして人々には笑顔があった。 その姿は、今の時代の惨状を忘れさせるほど輝かしいものだった。 「前の戦争で、超能力を使う兵隊がいたという噂を聞いたことがあるだろう? あれは根も葉もない流言、デマの類かというとそうではない!」 そんな人が賑わう街の中、二人の男を囲む小さな人だかりが出来ていた。 大道芸でも始まるのかと期待しているのだろう、男の長々しい前口上に人々は真剣に耳を傾けていた。 二人の男の片方、汚らしい軍服を着た小太りの男は更に声を張り上げ、観客に向かい話を続ける。 「実はこの男こそ、超能力兵士の生き残り。かの戦いでは、自分と二人で15隻の戦艦を沈めたというのだから間違いない! 人は我らのことを『赤い二連星』と呼んだ!」 「私こそ、新時代を迎えた人類の進化すべき姿」 小太りの男が話を一旦止め、黙って座っているだけだったもう片方の男が口を開いた。 観客の視線が今度はそちらに移動する。 男は額に傷があり、如何にも歴戦の兵士と言った雰囲気を醸し出していた。 小太りの男……もとい赤い二連星の太い方は掴みに確かな手応えを感じ、更に話を続ける。 「この混迷の時代、我らの力こそ必要なのである! どうだろう!? 我々を雇うなら今しかないぞ!」 「さぁっ!」と、赤い二連星の太い方が急かすように付け加える。 が、彼の口から『雇う』という単語が出た途端、観客の間には落胆したような微妙な空気が漂った。 目を輝かせていた子供達ですら白い目で二人を見ている。 「なんだぁ? 新手の職探しかよ」 観客の一人がそう呟いた。 それに釣られて他の観客も苦笑いを浮かべ始める。 しかし、赤い二連星の太い方はその言葉が癪に障ったのか、演説の時よりも声を張り上げ反論を始めた。 「な、何を言う! 今はこう汚い身なりをしているが、いざとなれば……」 と、これから話が本題に入ろうとした時だった。 突然耳を貫かんばかりの爆音が街中に響いた。 なんと赤い二連星の二人が演説をしていた後ろ建物の看板がいきなり爆発したのである。 赤い二連星の声はその音と眩い光に遮られ、ギャラリーは何が起きたのか分からず狼狽えている。 そして、大通りいた誰かが大声で叫んだ。 「ま、魔導師だっ!」 次の瞬間、街の入り口付近から放たれた砲撃魔法により、街は再び爆音に包まれた。 第一話 「月は出ているか」 「ヘッヘッ、今日はイイ仕事が出来そうだぜ」 砲撃魔法で街を破壊した張本人、趣味の悪いバリアジャケットを身に纏った流れの魔導師・クロッカは上機嫌だった。 それというのも、襲撃した同業者から時空管理局武装隊専用のストレージデバイスを仕入れたからだ。 武装隊専用と言うだけあり、デバイスには様々な魔法が記録されていた。 早速どこかで一仕事と意気込んでいた時、ちょうど見つけたのがこの街だったのだ。 「さぁて、どこから漁るか」 クロッカは杖を構え、街の中を品定めするように見回す。 だが、街を破壊された人々も黙ってはいなかった。 「クソぉお! 野党め!!」 「街から出てけっ!」 拳銃、ライフル銃、マシンガン、極めつけはロケットランチャーと、時空管理局が禁止している質量兵器の数々を人々は構えた。 自分の身は自分で守る。 アフターウォーで生きてゆく為には、質量兵器を使ってでも戦わなければならないのだ。 質量兵器を構えた人々は、それが当然のことのように引き金を引いた。 一気に弾丸が発射され、クロッカを襲う。 「おい」 『Protection』 弾丸がクロッカに着弾する直前、彼を覆うように現れたバリアが、降り注ぐ弾丸から彼を守った。 基本防御魔法であるプロテクションを発動したのだ。 弾丸は全てプロテクションに防がれ、パラパラと地面に落ちる。 プロテクションの強固な守りは、ロケットランチャーの弾丸さえ防いだ。 そして、攻撃されている当の本人は苦虫を噛み潰したような顔をしている。 「ちっ、何も皆殺しにしようって訳じゃねぇんだが……そっちがその気なら容赦しないぜ!!」 弾丸の雨が止んだ一瞬を見計らい、クロッカはプロテクションを解いた。 その刹那、デバイスの杖先から直射型の魔力弾が放たれる。 放たれた魔力弾は直撃と同時に爆発を起こし、街の被害を拡大させていった。 非殺傷設定が解除されているのか、その破壊力は無慈悲としか言いようがなかった。 着弾点には大怪我を負って動けなくなってしまった人が転がっている。 街の人々はクロッカの猛攻を止めようと必死で抵抗を続けるが、弾丸は魔力弾により打ち消され全く意味を成さなかった。 「くうぅぅ! お、おい! どうにかしろよ! 赤いなんとかなんだろ!?」 地面に伏せ、先程赤い二連星の話を聞いていた男が二人の方を向く。 が。 「ひいいぃっ!」 「た、助けてくれえ!」 今がいざという時だというのに、肝心の二人は既に遠くへ逃げていた。 次の瞬間には魔力弾の餌食になっていたが。 「くっ……魔法が使えれば何でもありかよ! せっかく街も軌道に乗ってきたっていうのに……!」 クロッカから少し離れた建物の中に、子供や老人、怪我人など戦えない人々が避難していた。 大通りからは陰になっている為気付かれてはいないが、時間の問題だろう。 外の惨状を歯噛みしながら見つめるしかないことに憤りと、いつ襲われるか分からない不安が人々を包む。 それでも彼らにはどうすることも出来なかった。 その中にいた一人の少年を除いては。 一方屋上では、赤ん坊を背負った初老の女性がスナイパーライフルでクロッカを狙っていた。 横にはもう一人彼女の子供がおり、不安げにライフルを見つめている。 「いくら魔導師でも、砲撃の隙を狙えば……」 スコープを覗きながら砲撃の隙を伺う。 魔力チャージ、まだ撃てない。 魔力弾を放った、隙は出来ない。 レンズの中心点にクロッカの眼球が来たとき、砲撃後の隙が生じた。 「喰らえっ!」 ライフルから鋭く尖った弾丸が撃ち出される。 そのまま頭を貫き、クロッカは絶命……する筈だった。 しかしライフルの弾はクロッカに当たらず、彼の一歩手前でバリアに弾かれ、地面に虚しく転がった。 「なっ!? オートガード!?」 女性もここまでは予想していなかったらしい。 気付かれまいとライフル銃を引っ込めるが、今の一撃はクロッカに居場所を知らせてしまった。 クロッカのデバイスが親子に向けられる。 誰もが撃たれると思った次の瞬間、避難場所にいた少年が一人、クロッカに向かって駆け出した。 「ん……?」 少年に気付いたクロッカが、デバイスをそちらに向ける。 しかし先に動いたのは少年の方だった。 手に持った小瓶をクロッカへ思い切り投げつけたのだ。 当然オートガードが働き、少年が投げた小瓶を防ぐ。 瞬間、小瓶が破裂し、目を焼かんばかりの光がクロッカを襲った。 「うわあぁっ!? め、目があ!!」 フィールド系の防御魔法でない限り、光を防ぐことなど出来ない。 それに目だけはどうやろうとも鍛えられないのだ。 少年の狙いはまさにそこだった。 「く、くぅ……や、野郎っ!! いったい誰が!?」 「俺だよ!」 「うぉっ!」 視力がまだ回復仕切らぬクロッカの後頭部に、黒く冷たい鉄の塊が押し付けられた。 もちろん拳銃である。 引き金に指を掛けているのは、先程の少年だった。 「へへん。いわゆる『ホールドアップ』ってやつ?」 「こいつ……いつの間に!」 「おぉっと、動かない。この距離なら、魔法を使うよりこいつを撃つ方が早いよ? きっと」 少年が引き金に掛けている指に力を込める。 強く押し付けている為、そんな小さな動作さえ事細かに伝わった。 クロッカは観念したのか、抵抗する素振りを全く見せない。 「……へっ、気に入ったぜ、小僧。なんだったら俺の仲間にしてやっても……」 「寝呆けたこと言ってないで、ホールドアップだってば」 「ひっ」 クロッカの後頭部に更に強く銃を押し付ける少年。 今度こそ観念したのか、クロッカはデバイスを手放した。 同時にバリアジャケットが分離し、下からこれまた趣味の悪い服が現れる。 「オッケー。じゃ、解放っと!」 「うわぁっ!」 少年はバリアジャケットの分離をしっかり見届けてから、クロッカの尻を思い切り蹴飛ばした。 バランスを崩し、地面につんのめるクロッカ。 だが彼への天罰はまだ終わらない。 気が付けば、彼は手に手に鈍器を持った住人達に囲まれていた。 「野郎……!」 「分かってんだろうなぁ?」 「うわわわ……た、た、た、助けてくれええぇ!!」 この後、彼は血祭りに上げられる。 因果応報、悪いことはどんな世界であっても出来ないものだ。 それはさて置き少年はというと、住人達にクロッカとは違う意味で囲まれていた。 「やるじゃねぇか、ガキ」 「へっへっへ~。ブイッ!」 街を救ったヒーローに賞賛の言葉を浴びせる住人達。 その言葉にすっかり気を良くしたのか、少年は満面の笑みで受け答えをしていた。 「ガロード・ランさんですわね?」 「あん?」 ふと、少年――ガロード・ランは、自分を呼ぶ声に気が付いた。 声がした方を見ると、メガネを掛けた女性が彼に向かって愛嬌たっぷりに微笑んでいた。 「やっぱりそうですわぁ。私はクアットロ、あなたをずっと探していたんです」 「仕事の話?」 「はい」 「だったら後にして」 並の男ならば、こんな台詞を女性に言ってもらったらドキリとするだろう。 しかしガロードの目に今映っているのは、美しい女性ではない。 クロッカが持っていたデバイスだった。 「こいつを金に変えるのが先だぁ!」 デバイスを拾うと、ガロードはあっという間に流れメカ屋の方へ走っていった。 「それにしても勿体無いですわねぇ。せっかく手に入れたデバイスを売ってしまわれるなんて」 流れメカ屋にデバイスを売ったガロードは、クアットロと名乗る女性と共に喫茶店へ入っていた。 店の窓からは、壊れた建物を修理する人々の姿が見える。 「でもないよ? 結構イイ値で売れるしね」 コーヒーカップを傾けながら、クアットロの言葉に軽く答えるガロード。 しかしクアットロは満足していないのか、眉間に小さな皺を寄せた。 「そうじゃありませんわ。あなたは魔法を熟知していらっしゃる。魔導師としても相当な使い手の筈ですわよぉ?」 クアットロの言葉に、今度はガロードが皺を寄せた。 「お断りだね! 確かに魔導師はいい商売だし、腕が良ければ管理局で雇ってもらえるけど、代わりに命も狙われるでしょ? まっ、デバイスは戦争の残した最高のお宝だからね」 そこまで言って一端話しを切り、窓の外へ視線を向ける。 重傷人を乗せた担架が、寂れた医療施設へと運ばれているところだった。 それを見て、ガロードの表情は更に厳しくなる。 「それに、魔導師同士が相手のデバイス狙って戦うっていうんだろ? ミッドはミッドで軍人紛いのことやらされるらしいし。あんな物持ってたら、命が幾つあっても足んないよ。それに………」 窓の外を眺めていたガロードの表情が更に曇る。 そして少しの間があって。 「さぁて、仕事の話しよっか?」 物憂げな表情を見せたガロードに、クアットロは疑問符を浮かべた。 しかし次の瞬間にはガロードに笑顔が戻っていた為、詮索しようとはしなかった。 何事も無かったかのようにモニターを起動させ、ガロードに一枚の写真を見せる。 「ヒュー♪」 写真を目にしたガロードは、天使の絵でも見せられたのかと思った。 それほど写真に写っている少女は美しかったのだ。 写真の少女は白い透き通った肌をしており、栗色のしなやかな長い髪を後ろで結っている。 対照的な色合いだが、それが彼女の整った顔立ちを美しく魅せていた。 顔に表情は無かったが、吊り気味の目が少女の清楚なイメージをより一層引き立たせている。 ガロードの今の状況は、俗に言う、一目惚れだった。 写真に見入るガロードを横目に、クアットロは仕事の説明を始めた。 「詳しい理由は言いません。聞かれても言えないですけど。この少女、ティファ・アディールを助け出して欲しいのですわぁ」 「助け出す……?」 写真から目を離したガロードが、クアットロに注目する。 クアットロは小さく肯くと、鋭い目を光らせながら事の次第を説明し始めた。 「彼女は……バルチャーに捕らわれてしまったのですわ」 満月の下、整備のために森に鎮座する一隻の白い船があった。 時空管理局本局次元航行部隊所属、XV級大型次元航行船・『フリーデン』である。 主にロストロギアの探索やアフターウォー関連の事件を担当し、通常時は第15管理世界の管理などを業務とする船だ。 今回も時空管理局第15管理世界支部局の査察を終え、本局へ帰還しようとしていたところだった。 査察の他に、一つの非公式な任務を終えて。 「ふぅ……」 フリーデンの艦長室で、艦長のジャミル・ニート提督は小さく溜め息をついた。 余程疲れているのか、サングラス越しにもその疲労の度合いが伺える。 シートに身を預け、そのまま仮眠を取ろうと目を瞑った。 その時、扉が二、三度ノックされ、彼の眠りを妨げた。 「……どうぞ」 シートに腰掛け直し、扉の向こうの相手に入室を促す。 「失礼します」という声と共に扉が開き、管理局の制服を着た女性が2人入ってきた。 片方は焦茶色のショートがよく似合う穏やかそうな女性。 もう片方は吊り目とポニーテールが印象的な女性だった。 「お休みのお邪魔でしたか?」 「いや、大丈夫だ……今回は忙しいところをわざわざ同行してもらって済まなかったな。礼を言わせてもらおう、はやて二等陸佐。そしてシグナム二等空尉」 はやてと呼ばれた穏やかな印象の女性は、手を振りを加えてそれに答える。 「そんな、私等も前から一度来たいと思うとったんで、ちょうどよかったです。今までは規制やらなんやらでなかなか来れへんかったんで」 「それは『夜天の主』として、かな?」 「まぁ、そんなとこです」 ジャミルの口から『夜天の主』という言葉が出たとき、シグナムと呼ばれた女性の眉が少しだけ吊り上がった。 しかし悪気がないと悟ると、直ぐに表情を元に戻す。 どうやらこの言葉を聞くと、体が無意識に反応してしまうようだ。 守護騎士の性、というものだろう。 対するジャミルはさして気にした様子もなく、はやてとの会話を続けた。 「それで、用は何だ?」 「あ、せやせや。今回は私の協力依頼を受けてくれて、ホンマありがとうございます」 「いや、カリムからも協力するよう頼まれていた。それに、私も君には依頼を請けてもらっている。持ちつ持たれつというやつだ」 「流石ジャミル提督、話の分かるお人や」 ジャミルの返答に満足げに微笑むはやて。 はやてがジャミルにした依頼とは、ジャミルを含むフリーデンクルーの新設課への協力。 それに伴う船艦フリーデンの貸出許可だった。 そもそも古代遺物管理部に所属するはやては、ロストロギア探索を業務とするフリーデンクルーと仕事を共にする事が多かった。 その為ジャミルとは繋がりがあり、今回の協力依頼に踏み切った訳だ。 しかしタダでと言うわけにはいかず、ジャミルからもはやてに一つの依頼を出していた。 依頼と言うのは、ジャミルが長年探し続けている『ある物』への捜査協力だった。 本人曰わく、『現在存在しているかどうかも判明しておらず、見つけたとしても保護出来るか分からない』らしい。 今回の同行も協力の一つで、やっと見つかった『ある物』の護衛の為だった。 それが何なのか、はやて達は知らされていないが。 「ジャミル提督、一つよろしいでしょうか?」 「なんだ?」 はやてが粗方用事を伝えた後、今まで黙っていたシグナムが口を開いた。 因みに、今回の査察には八神家一同が参加している。 彼らのフリーデンクルーとの仕事は初めてであり、フリーデン搭乗時が初対面であった。 しかし、守護騎士達はジャミルの顔を見たときから、何か違和感を感じ続けていた。 「前に……お会いしたことがありませんでしたか?」 守護騎士が感じた違和感とは、既視感。 初めての筈なのに、前に会っている様に感じるというものだ。 この時、サングラスに隠れていた為シグナムは気付かなかったが、ジャミルの瞳には動揺の色が見え隠れしていた。 「なんやシグナム。ジャミル提督に逆ナンか?」 ぶち壊しである。 主にシリアスな雰囲気が。 流石のジャミルも椅子からずり落ちそうになった。 言葉の爆弾を投下した本人は、ニヤニヤと意地の悪い笑みでその顔を湛えている。 シグナムは必死ではやての言葉を否定しているが、意地悪い笑みが消える事はなかった。 その隙にジャミルは冷静さを取り戻し、サングラスを掛け直す。 「初めてで間違いない、安心してくれ」 「そ、そうですか」 「失敗かぁ……残念やったな、シグナム」 「だから違います!」 まだやるのか。 ジャミルは心の中で呆れ気味に呟いた。 はやてのこういったセクハラはフリーデンでも健在で、既に通信主任のトニヤ・マームと副官のサラ・タイレルが被害に遭っている。 蛇足だが、はやてによると二人とも見事に成長しているらしい。 「……コホン。主はやて、そろそろヴィータ達が待ちわびている頃かと」 「あぁ、そやね。それじゃあ、私等はこのへんで」 「ああ。他の騎士達にも宜しく言っておいてくれ」 「伝えておきます」 二人はジャミルに軽く会釈し、艦長室から去っていた。 「………ふぅ」 先程よりも大きな溜め息をつき、ジャミルは背もたれに寄りかかった。 何故か疲れが更に溜まった気がするが、気のせいだろうと思い直す。 そして瞼をゆっくりと降ろし、今度こそ仮眠に入った。 ふと浮かんだシグナムの先程の問いに、正しい答えを述べてから。 「……はやて二等陸佐が主人の君に会うのは、だがな」 「あ、そや」 艦長室を出て直ぐ、はやてはもう一つ尋ねようと思っていた事があったのを思い出した。 「どうかされましたか?」 「さっき支部局で女の子を船に乗せてたやろ? あの子は何なんか聞くの忘れてもうた」 「ああ……確か、アフターウォーでも有数な企業の研究所から保護したらしいです。人体実験に利用されていたとか……」 「……最近多いな、そういうん」 「そうですね……」 現在明るみになり始めた命への冒涜行為を思い出し、二人は沈んだ表情のまま自室へ続く廊下を進んだ。 静かになった廊下に館内放送が響き、出航時刻まであと10分であることを告げた。 時は遡り、ジャミルがはやてと会談していた頃。 フリーデン艦内を彷徨いている一つの人影があった。 管理局の制服も着ておらず、本局の船艦に乗るには全くそぐわない風貌。 人影の正体は、クアットロの依頼を請けたガロードであった。 フリーデンを整備する船員達の目を盗み、非常口から侵入してきたのだ。 「へへっ、ちょろいもんだぜ。こんな簡単に侵入出来ちゃうなんてさ。……にしても、これ本当にただのバルチャー艦? 外装はともかく、中は新型その物じゃん」 ガロードの疑問は尤もだった。 大体のバルチャー艦は、たくさんの船員を乗せて航行を繰り返している。 そのうちに船内外の至る所が汚れ傷つき、年代を感じさせる物になっていくのだ。 しかしこのバルチャー艦の船内は年代など全く感じさせず、アフターウォーには不似合いな清潔感さえ漂っている。 艦内の至る所に最新の設備が見受けられ、とても一塊のバルチャーの所有物とは思えなかった。 「ま、それだけ儲けてるって事かな」 だが、残念ながら(あるいは幸運にも)ガロードは思慮深い性格ではなかった。 自分が乗っている船が時空管理局の物とも知らず、船内探索を続行した。 「ん?」 早速先へ進もうとしたガロードだったが、左手にある部屋の前で立ち止まった。 プレートにはミッドチルダ語で『保管室』と書かれている。 その時、ガロードの野生の勘が宝の臭いを嗅ぎ付けた。 「……へへへっ。こんなに儲けてるバルチャーの船だもんね、御零れの一つも頂かないと」 善は急げとばかりに意気込むガロード。 ジャケットのポケットから自前の怪しげな装置を取り出すと、それを扉にくっつける。 すると装置が起動し、今まで厳重にされていた扉のロックがあっという間に解除された。 「よしっ!」 装置を仕舞い、すぐさま部屋の中へ入る。 保管室にはクロッカが持っていた物と同型のデバイスがズラリと並び、思わず舌なめずりしてしまう様な光景が広がっていた。 こんなお宝がどれでも選り取り見取り……というのは一瞬の儚い夢だった。 デバイスの一つ一つに持ち出せないようロックが掛かっており、無理に取り出せないようになっていた。 「ちぇ、やっぱり泥棒対策は万全か……ん?」 落胆しながら部屋を出ようとした時、ガロードは部屋の中心にある装置の上に何かが乗っている事に気がついた。 近づいて見てみると、それはガロードの掌より二回り程小さいデバイスだった。 恐らくこれは待機モードなのだろう。 『X』を象った銀色に輝く反射板の様な形をしており、裏には小さな文字で『GUNDAM X』と刻まれている。 幸い装置は起動しておらず、このデバイスだけが置き去りにされていた。 「おおっ! なんだか知らないけどラッキー! 有り難く頂戴するよっと」 デバイスを素早くポケットに忍ばせ、意気揚々と部屋を出るガロード。 その時、廊下に放送が響いた。 『発進まであと10分です。総員、至急持ち場に就いてください』 「まぢぃな……早くしないと……」 寄り道した事を少しだけ後悔しながら、ガロードは走り出した。 ―……ラ、ララ…ララ……― 「はっ……!」 しかし、またすぐに足を止めた。 どこからか透き通った美しい歌声が聞こえてきたのだ。 歌声に導かれるように歩みを進めると、一つの部屋に辿り着いた。 声は確かに中から聞こえてくる。 ガロードは意を決し、扉を開けた。 扉の先で、天使が歌っていた。 写真よりも美しい少女――ティファ・アディールの容姿に、ガロードは思わず目を奪われた。 月光を浴びて歌う彼女の神々しい美しさを前に、見とれる事しか出来なかったのだ。 「………」 ふと、ティファが歌うのを止めた。 ガロードの方を向き、二人の視線が重なる。 正面からみたティファの顔に、ガロードはまたも胸が鳴った。 「あ、いやー……あっ、おっ、俺ー……え、そのー……」 いざ何かを言おうとするガロードだったが、なかなか言葉が出て来ない。 そうこうしている内に、彼を怪しんだティファは少しだけ身を引いた……ようにガロードには見えた。 「ちっ! 違うんだ!! ……って、何が違うんだぁ? あ、あれ!? お、俺、何言ってんだ!?」 喋る度に頭の中が混乱するガロード。 今の彼は底なし沼にはまって沈んでいくような気分だった。それでもティファは何も言わず、ガロードの顔をじっと見つめ続けている。 「ああっ、あのっ、えっ……だから………そうっ! 俺、助けに来たんだ!!」 ガロードは漸く底なし沼から這い上がり、なんとかそれだけを言うことが出来た。 心臓は未だに早鐘を打っているが、混乱は少しだけ収まっている。 「本当に、助けに来たんだ」 今度は力を入れ、言葉をしっかりと口にする。 ティファに伝わるようはっきりと。 ティファもそれが分かっているのか、心無し表情が柔らかくなったようだ。 そして、堅く閉じられていた口を開く。 「……待って」 「えっ?」 「待って、いました」 「……うん!」 ガロードはただ一言だけ。 ティファから初めて掛けられた言葉に、大きく頷いた。 数分後。 発進予定時刻を迎えたフリーデンクルーは持ち場に就き、ジャミルもブリッジへ上がって来ていた。 横には是非ブリッジを見学したいと、はやてとリインフォースⅡの姿もある。 「メインエンジン起動! フリーデン、発進します!」 「待って! 非常用の転送システム、作動しています」 「なに? 転送先は?」 「モニターに表示します」 サラがキーボードを叩くと、メインモニターに映像が映し出された。 一台のバギーに一組の少年少女が乗っており、森へ向かって疾走している。 バギーの搭乗者が拡大された時、ジャミルの表情が変わった。 「あれは……!」 「あの子、確か支部局で乗せてた……」 はやては記憶の片隅に留めておいた映像を思いだそうとした。 が、その時船が大きく揺れ、またも映像は記憶の片隅に追いやられた。 「きゃああぁ!?」 「な、なんや!?」 「8時の方向から魔力反応! 魔導師4! バルチャー艦1!」 「くっ……! フリーデン、急速発進!」 魔導師の攻撃を避ける為、ジャミルはフリーデンを発進させる。 その間にも砲撃は止むことなくフリーデンに降り注いだ。 「バルチャー同士の抗争? ま、好都合だけどね。しっかり掴まってろよ!」 魔導師に攻撃されているフリーデンを尻目に、ガロードはバギーのアクセルを強く踏み込んだ。 そのまま森の中を走っていると、少しだけ開けた場所に出た。 ガロードがクアットロと待ち合わせをした場所である。 既に一台のトラックが止まっており、トラックの前にはクアットロが立っていた。 「流石ですわねぇ、時間ピッタリですわぁ」 「ま、仕事だからね。さっ、ティファ」 バギーから降り、ティファを降ろそうとガロードは手を差し伸べる。 「あ……ああ………」 しかしティファはクアットロを見た途端、怯えるように体を震わせた。 「ティファ?」 「さぁ、ティファ」 クアットロは痺れを切らしたのか、一歩ずつティファに近付いて行く。 彼女の表情は笑顔だが、心の底では怯えるティファを見て楽しんでいた。 「ティファ、早く」 「い、嫌……」 「あなたの居場所はこちらですわよぉ?」 「嫌ああぁぁぁ!!」 「うふふ……」 あからさまに拒絶するティファを見て、クアットロは思わず腹黒い笑みを浮かべた。 それは確かに笑顔だった。 しかし、その顔からは凍てつくような冷たさしか感じない。 アフターウォーで生きてきたガロードが、この『危険な人間のサイン』を見逃す筈がなかった。 「やっぱりこの話無かった事で!」 すぐさまバギーに飛び乗り、全速力でクアットロを横切る。 夜の森と言うこともあってか、ガロード達の乗るバギーはすぐに見えなくなった。 しかし二人を逃がしたというのに、クアットロの顔にはまだ冷たい笑みが貼り付いていた。 「逃がしませんわ」 ぼそりと呟き、二人が逃げていった方向を指差す。 するとクアットロの後ろに止まっていたトラックからカプセル型のメカが飛び出し、飛行しながら二人を追った。 そうとは知らないガロードは早々に森を抜け、視界の利く荒野を走っていた。 雲のせいで月は隠れているが、バギーのライトで充実走行できる明るさだ。 「これでいいんだな、ティファ!?」 ティファは少し頷いただけだったが、ガロードにはそれで充分だった。 「まっ、しゃーねーか! 後はなるように……うわぁっ!!」 突然バギーが大きく揺れた。 バギーがたった今通った所は地面が抉られ、煙が立ち上っている。 追っ手の魔導師が来たのかと思い、ガロードは後ろを振り返った。 だか、煙の中から出てきた物体は、魔導師とは程遠い姿をしていた。 「な、なんだありゃ!?」 二人を追ってきたのはカプセル型のロボットだった。 センサーと思わしき黄色い部分が不気味に光り、そこから魔力弾を連射している。 しかも数は一機だけではなく、更に後ろに二機がついていた。 このロボットは管理局が『ガジェットドローンⅠ型』と呼んでいる個体なのだが、ガロードがそんな事を知る筈もなかった。 「げぇっ! これってかなりヤバイって感じぃ!?」 ガロードはアクセルを再び全開にし、バギーを全速力で走らせた。 それでもガジェットとの距離は全く開くことはなく、攻撃の手が緩むこともなかった。 終わりの見えないデッドヒートを続けているうちに、無数の魔力弾の一発がバギーに迫った。 交わそうとガロードがハンドルを切ろうとする。 その時ティファが思いもよらないことを口にした。 「このまままっすぐ」 「えぇっ!?」 「まっすぐ!」 「んなこと言ったってぇ! うおぁっ!?」 渋るガロードを押しのけ、ティファはハンドルを握り締めた。 ついに魔力弾が頭上にまで迫る。 しかし、魔力弾は軌道から外れ、バギーの左手に着弾した。 「逸れた!?」 確実にこちらに来る弾がティファの言う通り逸れた事に、ガロードは驚きを隠せなかった。 しかし自分達の置かれている状況をすぐ思い出し、ティファからハンドルを取り返す。 疑問を思い過ごしだと整理し、逃げることのみに専念した。 だが、その後も不思議な出来事は続いた。 ティファが右と言えば左に魔力弾が着弾し、左と言えば右に魔力弾は墜ちるのだ。 一度目ならば偶然で片付けられるだろう。 だが二度三度と続けば、それが偶然ではないとガロードにも理解できた。 (すげぇ……。いったいどうなってるんだ? ……そっか! もしかすっと、みんなこの力が狙いで……) そこまでガロードの考えが至った時、バギーの目と鼻の先にガジェットが現れた。 如何にティファの力が強力でも、浮遊するガジェットとバギーの性能差を埋めることは出来なかったのだ。 「うわああぁっ!!」 避けようとハンドルを切るが時既に遅し。 バギーはガジェットに激突し、二人は地面に投げ出された。 幸い二人に大した怪我はなかったが、バギーは大破し使い物にならなくなっていた。 「くっ……ううぅ……」 投げ出された衝撃で痛む体に鞭を打ち、ガロードは立ち上がる。 周りを見回すと、ティファがすぐ近くに倒れていた。 「ティファ!? ティファ!!」 駆け寄って体を揺するが返事はない。 一瞬最悪な場面が脳裏を掠めるが、息は微かにしていた。 どうやら頭を軽くぶつけてしまったらしい。 安堵の表情を浮かべるガロードだったが、三体のガジェットはすぐ後ろにまで迫っていた。 バギーが激突した一体は、ボディが凹んだ程度で未だ機能している。 ガロードはティファを抱えると、近くにあった大岩の後ろに隠れた。 頭が良くないのか、ガジェット達は二人が隠れた岩に何発も魔力弾を放つ。 「畜生っ! あんなのどうやって倒せば……そうだ!」 ガロードはポケットに手を突っ込んだ。 中を漁り、そして目当ての物を掴み出す。 取り出したのは、フリーデンからせしめた銀色のデバイスだった。 「こいつで……って、あ、あれ?」 早速起動させようとデバイスを弄るが、全く反応がない。 「なんだこれ!? 壊れてんのか!? 動けよ! おい!」 デバイスを叩くが、反応する気配すら見られない。 後ろではガジェットの攻撃が激しさを増し、遂に二人を守っていた大岩に亀裂が走った。 「クソっ! 俺はティファを守るんだ!! だから動けよ! この野郎っ!!!」 自棄糞になり、ガロードはデバイスを地面に思い切り叩きつけた。 カツンと音を立て転がるデバイス。 その時、ガロードの願いが神に通じた。 『.....Standby, ready』 「やった!!」 今の衝撃で魔力回路が復活し、機能停止していたデバイスが蘇ったのだ。 奇跡としか言いようがなかった。 これからは神様を信じようと心に誓い、ガロードはデバイスを拾い上げ高らかに叫ぶ。 自分の運命を変えるデバイスの名を。 「ガンダムX! 起動!!」 『Yes, master! GX-9900 GUNDAM X, Drive ignition!』 響くデバイスの起動音。 同時にガロードの周りから青白い光の柱がそびえ立った。 光の柱は空まで伸び、雲を突き破って月を現す。 ガジェットも異変に気がつき光の柱へ近付くいて行く。 だが次の瞬間、柱が弾け、ガジェット達は吹き飛ばされた。 そして柱があった場所、その中心には様変わりしたガロードの姿があった。 体は白を基調としたバリアジャケットに包まれ、カラーリングはかのエースオブエース・高町なのはを連想させる。 背中にはガロードの身長程もある巨大な砲身を背負い、手には青い操縦桿が握られていた。 魔導師ガロード・ラン、ここに誕生である。 『よろしくお願いします、マスター・ガロード』 「ああ! さぁて、今までよくも追い掛け回してくれたな?」 ガロードはGXを握り締め、三体のガジェットを睨み付けた。 対するガジェットはガロードの変身など気にも止めず、三体一気に襲いかかる。 「行くぜぇ!!」 『Slash form』 GXが変形し膨大な魔力が歪な刃を形成する。 ガロードは剣となったGXを構え、ガジェットに向かって駆けた。 それを認めたガジェット達は魔力弾を放ちガロードを牽制する。 しかし元から身軽なガロードは易々と魔力弾の間を縫い、一気に間合いを詰める。 そして一体のガジェットの懐へと入り込んだ。 「でえぇりゃあ!!」 一閃。 ガロード渾身の大振りがガジェットを斬り裂いた。 「もういっちょ!!」 間髪入れずに横にいたガジェットにも一閃をお見舞いする。 形は歪な刃だが、その斬れ味と破壊力は抜群だった。 ガジェット二体は真っ二つに割れ、黒煙を上げて爆発した。 「最後の一体!」 しかし最後のガジェットは形勢不利と踏んだのか、自身の周りにフィールドを張り巡らせた。 アンチマギリンクフィールド。 通称AMFと呼ばれる、魔力結合を強制的に解消する防御魔法だ。 手慣れしていない魔導師が挑むには危険すぎるフィールドであり、GXもすぐにガロードへ警告を発する。 『マスター、AMFです。ここは一旦退いて……』 「なぁ、GX」 『はい』 「歯ぁ食い縛れ!!」 『えっ?』 GXは最初、言われた意味が理解できなかった。 だが、ガロードが自分の警告を完璧に無視し、AMFに突撃して行くのを確認し、何となく理解した。 新しい主人はいきなり無茶をしようとしている。 『マスター!? 一体何を!?』 ガロードは臆することなくAMF内に入った。 GXから伸びていた魔力刃は消え、バリアジャケットの構成も危うくなる。 ガジェットはアンカーケーブルを振り回し、防御が薄くなったガロードに叩き付けた。 しかし、AMF内に入ったからと言ってガロードの素早さが失われる訳ではない。 ガロードは難なくそれを交わし、持ち手だけになったGXを握り…… 「なめんじゃねえ!!!」 ガジェットのセンサー目掛け思い切り殴りつけた。 センサーは粉々に砕け、展開されていたAMFが解除される。 そしてセンサーにGXが食い込んだまま魔力刃が復活。 そのままガジェットの体を貫いた。 「おりゃあああああああ!!」 GXを握り思い切り振り下ろす。 ガジェットはセンサー部から両断され、爆散した。 「はぁ、はぁ、はぁ……や、やったか」 燃え盛るガジェットの残骸を眺めながら、ガロードはその場に膝を突いた。 張り詰めていた緊張感が解けたのか、足から力が抜けてしまったようだ。 危険が去ったのを察知し、GXもGコントローラー型デバイスフォームへと戻る。 『大丈夫ですか、マスター?』 「あ、ああ……それよりティファは?」 膝を地に着いたままガロードは辺りを見回す。 ティファはすぐに見つかった。 先程隠れていた岩陰に立っており、どこか遠くを見つめていた。 「ティファ! 良かった、気が付いたんだな!」 ティファが気がついた嬉しさに疲れを忘れ、ガロードは彼女に駆け寄った。 「………………」 「……ティファ?」 しかし、ティファはガロードが近付いても何も言わず明後日の方向を見つめ続けた。 そんなティファに疑問を覚え、ガロードは彼女に声をかける。 その時、四つの人影がガロード達の目の前に現れた。 「前方に魔力反応! ミッドチルダ式の魔導師です!」 一方、バルチャーを退けたフリーデンはティファの捜索を開始していた。 そんな中ガジェットドローンの反応をキャッチし、ティファの手掛かりになるかと反応を追っていたところだった。 「嘘っ……ガジェット、全機ロスト! 恐らく今の魔導師の仕業だと思われます!」 「……そうか」 トニヤの報告にジャミルは顔を俯けた。 何故なら、立ち上った青白い光の柱に心当たりがあるからだ。 浚われたティファ、持ち去られたガンダムX。 ジャミルは既に答えを出していた。 「月は出ているか?」 「えっ?」 ブリッジにいた全員の視線が一遍にジャミルに集まる。 はやてとリインもジャミルが何を言っているのか検討がつかなかった。 それでもジャミルは聞かずにはいられなかった。 「『月は出ているか?』と聞いている」 ―PREVIEW NEXT EPISODE― ティファを守るため、ガンダムXを起動させたガロードの前に、四人の魔導師と、彼らを狙うバルチャー達が立ち塞がった。 迫り来る無数の流れ魔導師。 ついにティファは、禁断のシステムを作動させた。 第二話 「あなたに、力を…」 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanoha_data/pages/26.html
トーマ一行 トーマ・アヴェニール リリィ・シュトロゼック アイシス・イーグレット スティード 管理局特務六課 高町なのは スバル・ナカジマ フェイト・T・ハラオウン ティアナ・ランスター エリオ・モンディアル キャロ・ル・ルシエ 八神はやて シグナム ヴィータ シャマル ザフィーラ リインフォースⅡ アギト シャリオ・フィニーノ アルト・クラエッタ ルキノ・ロウラン フッケバイン ヴェイロン アルナージ サイファー ドゥビル フォルティス ステラ・アーバイン カレン・フッケバイン トーマ・アヴェニール(一人称:俺) リリィ:リリィ アイシス:アイシス スティード:スティード、相棒(バディ) スバル:スゥちゃん ティアナ:ティアさん アルト:アーちゃん チンク:チンク姉 ノーヴェ:ノーヴェ姉 ヴェイロン:ヴェイロン サイファー:サイファー ドゥビル:ドゥビル フォルティス:フォルティス ステラ:ステラ リリィ・シュトロゼック(一人称:わたし) トーマ:トーマ アイシス:アイシス スティード:スティード スバル:スゥちゃんさん アイシス・イーグレット(一人称:あたし) トーマ:トーマ リリィ:リリィ スティード:スティード スバル:スゥちゃんさん アルナージ:アル パフュームグラブ:パフィ スティード(一人称:私) トーマ:トーマ なのは:高町教導官 高町なのは(一人称:わたし) スバル:スバル ヴィータ:ヴィータちゃん はやて:部隊長 ヴィヴィオ:ヴィヴィオ レイジングハート:レイジングハート スバル・ナカジマ(一人称:あたし) トーマ:トーマ なのは:なのはさん エリオ:エリオ フェイト・T・ハラオウン(一人称:私) トーマ:トーマ スバル:スバル ティアナ:ティアナ、ティアナ執務官 エリオ:エリオ ティアナ・ランスター(一人称:あたし) シグナム:シグナム一尉 アギト:アギト フェイト:フェイトさん エリオ・モンディアル(一人称:僕) トーマ:トーマ スバル:スバルさん ヴィータ:ヴィータ教導官 キャロ・ル・ルシエ(一人称:わたし) 八神はやて(一人称:私) なのは:高町一尉 スバル:スバル フェイト:フェイト執務官 エリオ:エリオ ヴィータ:ヴィータ リイン:リイン ルキノ:ルキノ シグナム(一人称:私) アギト:アギト ヴィータ(一人称:あたし) バルディッシュ:バルディッシュ シャマル(一人称:私) ザフィーラ(一人称:私) リインフォースⅡ(一人称:私、リイン) はやて:司令 アギト(一人称:あたし) シグナム:シグナム レヴァンティン:レヴァンティン シャリオ・フィニーノ(一人称:私) アルト・クラエッタ トーマ:トーマ スバル:スバル ルキノ・ロウラン トーマ:トーマ ヴェイロン(一人称:俺) トーマ:クソカス、バカガキ、チビカス アイシス:メスガキ アルナージ:アル サイファー:サイファー ステラ:ステラ カレン:カレン、姉貴 アルナージ(一人称:あたし) アイシス:ぺったん胸 ヴェイロン:ヴェイ兄 ドゥビル:ビル兄 フォルティス:フォルティス ステラ:ステラ サイファー(一人称:私) リリィ:破損プラグ シグナム:公僕 ヴェイロン:ヴェイ ドゥビル:ビル ステラ:ステラ ドゥビル(一人称:俺) ヴェイロン:ヴェイ フォルティス(一人称:僕) トーマ:トーマ君 ヴェイロン:ヴェイロン アルナージ:アル サイファー:サイファー ドゥビル:ビル ステラ:ステラ カレン:カレン ステラ・アーバイン(一人称:わたし) トーマ:トーマ君 ヴェイロン:ヴェイお兄ちゃん フォルティス:フォルティス カレン:お姉ちゃん カレン・フッケバイン(一人称:私) はやて:特務のお嬢ちゃん アルナージ:アル サイファー:サイファー ステラ:ステラ
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/32.html
魔法少女リリカルなのはStrikerS 第6話 【進展】 なのは「初めての戦いは、やっぱりピンチの連続だったけど」 フェイト「歩き出した子どもたちは、ちゃんと自分で進んでいってる」 はやて「迷いはひとまず、胸の奥に仕舞っておいて」 なのは「これからも続く、チームでの戦い」 フェイト「合図と一緒に、仲間と一緒に、立ち向かう戦い」 はやて「それぞれの場所での、それぞれの戦い」 なのは「魔法少女リリカルなのはStrikerS…始まります」 リイン「5月13日。部隊の正式稼動後、初の緊急出動がありました。密輸ルートで運び込まれたロストロギア、 レリックをガジェットが発見。輸送中のリニアレールを襲撃。それを阻止、 レリックを回収するという任務でしたが、六課前線メンバー一同の活躍もあって、 無事に解決。確保した刻印ナンバー9のレリックは、現在、中央のラボにて保管、調査中。 初任務としてはまず問題ない滑りだしだ、と部隊長のはやてちゃん。六課の後継人。 騎士カリムやクロノ提督たちも満足されているようです、と」 ヴィータ「あたしやお前のポジション、フロントアタッカーはな。敵陣に単身で切り込んだり、 最前線で防衛ラインを守ったりが主な仕事なんだ。防御スキルと生存能力が高いほど、攻撃時間を長くとれるし、 サポート陣にも頼らねぇで済むって、これはなのはに教わったな」 スバル「はい!ヴィータ副隊長!」 ヴィータ「受け止めるバリア系、はじいてそらすシールド系。身にまとって自分を守るフィールド系。 この三種を使いこなしつつ、ポンポンふっとばされねぇように、下半身のふんばりと、 マッハキャリバーの使いこなしを身につけろ」 ヴィータ「グランファイゼンにぶったたかれたくなかったら、しっかり守れよ」 フェイト「エリオとキャロは、スバルやヴィータみたいに頑丈じゃないから、反応と回避がまずは最重要。 まずは動き回って狙わせない。攻撃が当たる場所に、長居しない!」 フェイト「スピードが上がれば上がるほど、勘やセンスに頼って動くのは危ないの。 ガードウィングのエリオは、どの位置からでも攻撃やサポートをできるように。 フルバックのキャロは、すばやく動いて仲間の支援をしてあげられるように。 確実で、有効な回避アクションの基礎。しっかり覚えていこう」 なのは「ティアナみたいな精密射撃型は、いちいち避けたり受けたりしてたんじゃ、仕事ができないからね」 なのは「足はとめて、視野は広く。射撃型の真髄は?」 ティアナ「あらゆる相手に、性格な弾丸をセレクトして、命中させる。判断速度と命中精度!」 なのは「チームの中央に立って、誰より早く中長距離を制する。それが私やティアナのポジション、センターガードだよ」 ティアナ「はい!」 エリオ「もう物心ついたころから、色々よくしてもらって。魔法も、ボクが勉強を初めてからは時々教えてもらってて。 本当にいつも優しくしてくれて。ボクは今もフェイトさんに育ててもらってるって思ってます。 フェイトさん、子供の頃に、家庭のことでちょっとだけ寂しい思いをしたことがあるって。 だから、寂しい子供や、悲しい子供のこと、ほっとけないんだそうです」 エリオ「自分も、優しくしてくれるあったかい手に救って貰ったからって」 フェイト「変じゃない?」 なのは「全然変じゃないよ。ちゃんとかわいいよ、フェイトちゃん!」 ゲンヤ「ま、うちの捜査部をつかってもらうのはかまわねぇし、密輸調査はうちの本業っちゃあ本業だ。 頼まれねぇことはないんだが…」 はやて「お願いしますぅ」 ゲンヤ「八神よ。他の機動部隊や本局捜査部じゃなくてわざわざうちに来るのは、何か理由があるのか?」 はやて「密輸ルートの捜査自体は彼らにも依頼しているんですが、 地上のことはやっぱり地上部隊が一番よく知ってますから」 ゲンヤ「ふん。まぁ、筋は通ってんな」 シャーリー「それにしても、よく分からないんですよね、レリックの存在意義って」 フェイト「うん」 シャーリー「エネルギー結晶体にしてはよく分からない機構が沢山あるし、動力器官としても何だか変だし」 フェイト「まぁ、すぐに使い方が分かるようなものなら、ロストロギア指定はされないもの」 フェイト「随分昔に、私となのはが探し集めてて…。今は局の保管庫で管理されているはずのロストロギア」 シャーリー「ほぉ、なるほど。…って、なんでそんなものが!?」 フェイト「Dr.ジェイル・スカリエッティ。ロストロギア事件関連を初めとして、 数え切れないぐらいの罪状で超広域指名手配されてる一級捜索指定の次元犯罪者だよ」 シャーリー「次元犯罪者…」 フェイト「ちょっと事情があってね。この男のことは、何年か前からずっと追ってるんだ」 シャーリー「そんな犯罪者が、何でこんなに分かりやすく自分の手がかりを?」 フェイト「本人だとしたら挑発。他人だとしたらミスリード狙い。どっちにしても、 私やなのはがこの事件に関わってるって知ってるんだ」 フェイト「あの男は、Drのとおり名通り、生命操作とか生体改造に関して異常な情熱と技術を持っている。 そんな男が、ガジェットみたいな機械を大量に作り出してまで求めるからには……」 なのは「細かいことで、叱ったりどなりつけてる暇があったら、模擬戦で徹底的にきっちり打ちのめしてあげるほうが、 教えられる側は学べることが多いって。…教導隊では、よく言われてるしね」 ヴィータ「おっかねぇなぁ。おい」 なのは「私たちがするのは、まっさらな新人を教えて育てる教育じゃなくて。強くなりたいって、 意思と熱意を持った魔道師に今よりハイレベルな戦闘技術を教えて、導いてゆく。戦技教導だから」 ヴィータ「連中は自分たちがどんだけ幸せか、気づくまで結構時間がかかるだろうなぁ。 自分勝手に戦ってる時も、いつだってなのはに守られて幸せに。 …あたしはスターズの副隊長だからな。おまえのことは、あたしが守ってやる!」 スバル「今度の任務はホテルの警備とオークションの護衛」 ティアナ「オークションを狙うガジェットと謎の召還魔道師」 スバル「次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS第7話」 ティアナ「ホテル・アグスタ」 スバル・ティアナ「Take off!」
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2172.html
注意)本ssは原作とは異なる設定・背景事情・ストーリー展開で進んでいきます。 そういうものが苦手な方はご注意下さい。 『闇の書』事件終結から十年。 次元世界は――人間は平和な日々を貪っている。 飢えた胃袋に破滅という酒が注がれるとも知らず……。 平穏は、あっさりと崩れ去った。 アンチスパイラルと名乗る謎の勢力による全次元世界への宣戦布告、円と直線で形成された異形の質量兵器――後に〝ムガン〟と呼称――による破壊活動。 不安が毒のように世界に浸透し、終末思想やテロの横行。 疲弊した人間達の精神を、際限なく現れる敵の襲撃が更に追い詰めていく。 その悪循環、その無限螺旋。 そんな時だった。 一人の男が、ミッドチルダに現れたのは……。 戦場に突如現れた、一体の見慣れぬ人型の質量兵器。 その右腕――身の丈を遥かに超える巨大なドリルが唸りをあげる。 『ギガドリルブレイク!!』 轟く咆哮、突き抜けるドリル。 その度に、空を覆い尽くすムガンの大群が、まるで消しゴムでもかけられるかのように爆破消滅していく。 その光景を、男達――時空管理局の武装局員達は呆然と見上げていた。 自分達があれだけ煮え湯を呑まされた敵を、あんなにも簡単に倒している……。 それはまるで悪夢か、奇跡のようにしか思えなかった。 しかし如何に圧倒的な攻撃力を誇ろうとも、数千ものムガンの軍勢に単独で立ち向かうというのは流石に無理があったらしい。 貪るような勢いで敵の数を減らしていきながら、アンノウンもまた確実に傷ついていった。 腕は千切れ、脚は吹き飛び、顔面を模した胴体には無数の亀裂が入っている。 初めはその驚異的な自己修復能力で破損を即時再生させていたが、もうその余裕も無くなったのか、ダメージをそのままに戦い続けている。 そして遂に力尽きたのか、糸の切れた人形のように地面に倒れ伏した。 限界を超え、スクラップと化したアンノウンの周囲に、生き残りのムガン達がハゲタカのように群がる。 アンノウン頭部のハッチが開き、搭乗者らしき男がゆっくりと立ち上がった。 ガラクタ同然の愛機を見下ろし、吐息を零す。 ――ガンメンなど、所詮はこんなものか。 胸に去来する思いは、かつて『己』が口にしたもの。 しかし男――ロージェノムの口は、自然と別な言葉を紡ぎ出していた。 「……よくぞここまでついて来てくれた。ラゼンガン」 言ってから、ロージェノムは虚を衝かれたように黙り込んだ。 自分は、何故こんなことを言ったのだろうか? たかが機械――それも自分と同じ、仮初の存在に過ぎないというのに……。 自問するロージェノムに、しかし答えを見出す時間は与えられなかった。 アンノウン――ラゼンガンの周囲を取り囲み、様子を窺っていたムガン達が、動き出した。 「ふん……」 見慣れた――寧ろ見飽きた敵の無機質な姿を一瞥し、ロージェノムはつまらなそうに鼻を鳴らす。 瞬間、ロージェノムの禿頭から炎のたてがみが噴き上がった。 全身の筋肉が膨張し、血管が浮き上がる。 「わしを……誰だと思っている!!」 怒号と共にロージェノムはコクピットを蹴り、手近なムガンに殴り飛ばした。 殴られたムガンは錐揉み回転しながら吹き飛び、周囲の味方を巻き込みながら爆破四散する。 魔導師達は再び唖然とした。 デバイスもバリアジャケットも無い生身の人間が、素手でムガンを撃破した……! 同じ人間とは思えぬロージェノムの力に男達は畏怖し、しかしそれ以上に、これ以上も無い程心強い味方の出現に興奮していた。 血湧き肉踊るとはこのことだろうか……? 満身創痍、疲労困憊、魔力も尽きかけたこの絶望的状況で、それでも力が湧いてくる。 螺旋の本能――魂の奥底から湧き上がる熱い衝動に突き動かされ、男達の反撃が始まった。 形勢は完全に逆転した。 雄叫びを上げながら次々とムガンを破壊していく男達の螺旋の息吹は、先陣を切って戦うロージェノムにも伝わっていた。 髭に覆われた口元が吊り上がり、獰猛な笑みを形作る。 何故今頃ムガンが暴れているのか、何故消滅したはずの自分がここにいるのか、そもそもここはどこなのか。 疑問は山程あるが、今は取り敢えずどうでも良い。 どうせ二度も死んだ身、今更何が起ころうとも驚きはしない。 今はただ、螺旋の衝動に身を任せ、螺旋の明日の為に戦おう。 一人の戦士として。 ――変わられましたな、螺旋王。 かつて部下に言われた言葉が、ロージェノムの脳裏に蘇る。 ああ、確かに自分は変わった。 否、元の自分を取り戻しただけだ。 自分が解放されたのは肉体の頚木からではない。 己を偽り、螺旋の衝動を押し殺しながら千年の倦怠の中で自らを腐らせていく……そんな魂の牢獄からだ。 自嘲するロージェノムの背後から、その時、一体ムガンが襲い掛かった。 咄嗟に回避しようとするロージェノムだが、疲労とダメージから反応が一瞬遅れる。 その時、 「ディバインバスター!!」 凛とした女性の声と共に、桜色の閃光がムガンを貫いた。 ……時は少し遡る。 ミッドチルダ東部の地方都市に出現した敵質量兵器、その討伐部隊からの救援要請に、時空管理局は二人の空戦魔導師を派遣した。 高町なのは一等空尉。 フェイト・T・ハウラオン執務官。 共に弱冠19歳にして魔導師ランクS+に認定され、管理局の看板とも言える天才魔導師である。 現場に到着した二人の魔法少女は、二重の意味で絶句した。 一面に広がる瓦礫の山。 立ち上る黒煙、焼け焦げた地面。 上空から見下ろすと、はっきりと解る。 この街は、もう死んでいる。 「酷い……」 惨状を目の前にし、フェイトが表情を曇らせる。 そして驚いたことはもう一つ。 救援要請を受けて現場に急行したなのは達は、部隊の全滅、或いはそれに近い絶望的状況を予想していた。 しかし現実に目の前に広がる光景は……、 「オラオラオラぁっ! 無機物風情が調子に乗ってんじゃねぇっ!!」 雄叫びを上げながら次々とムガンを破壊していく武装局員達。 空で、地上で絶え間なく響く爆砕音。 ボロボロな部隊員達の姿は、確かに増援を要請しても不思議ではない程酷い有様ではある。 しかし戦況は、こちらが圧倒的に優勢だった。 ……これ、救援いらないんじゃない? 何やら妙な熱気を帯び、自暴自棄――というよりは調子に乗っているような部隊員達の勢いを前に、二人はそう思わずにはいられなかった。 そんな男達の中で、一際異彩を放つ者がいる。 武装局員達に紛れーー否、寧ろ先陣を切ってムガンを破壊している一人の巨漢。 地上に降下したムガンが攻撃を仕掛ける度に、その驚くべき身体能力で逆に返り討ちにしている長身の男。 筋骨隆々とした身体からは魔力の欠片も感じられない、純粋に身体能力だけで戦っているようである。 そして何より……頭が燃えていた。 「何、あれ……?」 呆然と呟くなのはに、フェイトは全力で同意した。 素手で敵を殴り飛ばして痛くないのか、頭が大変な事になっているが無視して大丈夫なのか、そもそもあの男は何者なのか。 疑問……というよりもツッコミ所が多すぎて困る。 だが驚いてばかりもいられない。 浮遊するムガンの大群――目測だが未だ数百は残存している敵が、なのは達の存在に気づいた。 二人は表情を引き締め、各々の右手に握る宝石――デバイスに語りかける。 「レイジングハート、お願い」 ≪All right. My master≫ 「いくよ、バルディッシュ」 ≪Yes sir≫ 主の声に応え、デバイスがその姿を変える。 なのはの右手に握られる紅と白金の魔導師の「杖」――インテリジェントデバイス・レイジングハート。 フェイトの手の中に出現する黒鋼の戦斧――インテリジェントデバイス・バルディッシュ。 十年近い月日を共に戦い続けてきた、二人の大切な「友達」である。 最初に動いたのは、なのはだった。 足元に魔方陣が出現し、構えられたレイジングハートの先端に光が集束する。 流星のようになのはの許に集う、様々な色の魔力光――先に戦っている武装局員達の戦闘の残滓である。 なのは自身の桜色の魔力光と重なり合い、虹色の光球となってその大きさと輝きを増していく。 「スターライトブレイカー!!」 気合一発、なのははデバイスを振り下ろした。 レイジングハート先端から虹色の光の奔流が放たれ、ムガンを呑み込んでいく。 今の一撃で敵勢力の二割弱、その誘爆で更に幾らかのムガンが一瞬で消滅した。 フェイトも負けていなかった。 なのはの砲撃で統制の崩れたムガン達に突っ込み、敵陣を引っ掻き回して同士討ちを誘う。 「ディバインバスター!!」 「フォトンランサー!!」 なのはの援護を受けながら、次々と敵を撃破していくフェイト。 勢い衰えぬまま敵の数を減らしていく武装局員達。 数百――なのは達が到着する前は数千も存在した敵は、今や数える程しか残存していない。 戦闘の終わりは近い……誰もがそう思ったその時、一体のムガンが燃える頭の男――ロージェノムに攻撃を仕掛けた。 咄嗟に避けようとするロージェノムだが、反応が一瞬遅れる。 反射的になのははムガンを撃ち抜いていた。 なのは達の存在に気づいたのか、緩慢とした動きでなのはを見上げるロージェノム。 ……目が合った。 これが、螺旋の王と魔法少女達の出会いだった。 (面妖な……。人が空を飛んでおるわ) 空どころか宇宙でさえも神出鬼没に現れた自身の娘のことは棚に上げ、口には出さずに呟くロージェノム。 (あー……、髪の毛燃え尽きちゃってる) 螺旋の炎の消えたロージェノムの禿頭に目を遣り、申し訳なさそうな顔をするなのは。 ……第一印象は、互いにあまり良好とは言い難かった。 天元突破リリカルなのはSpiral プロローグ「わしを……誰だと思っている!!」(了) 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/34.html
魔法少女リリカルなのはStrikerS 第8話 【願い、ふたりで】 スバル「私達は、ずっと一緒にやってきた。辛い時も苦しい時も楽しい時も… 支えあって、助け合って…一緒に戦ってきた。大好きな友達!っていうと怒るけど、 私にとっては夢への道を一緒に進む、大切なパートナー。失敗も躓きも後悔も一緒に背負う。 だから、一緒に立ちあがろう?魔法少女リリカルなのはStrikerS…始まります」 なのは「えっと…。報告は以上かな。現場検証は調査班がやってくれてるけど、皆も協力してあげてね。 しばらく待機して何もないようなら、撤退だから」 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「はい!!」 なのは「で。ティアナは……。ちょっと、私とお散歩しよっか?」 ティアナ「あっ……はい…」 なのは「失敗しちゃったみたいだね」 ティアナ「すみません。…一発…それちゃって…」 なのは「私は現場にいなかったしヴィータ副隊長に叱られて、もうちゃんと反省してると思うから、 改めて叱ったりはしないけど」 なのは「ティアナは時々、一生懸命すぎるんだよね。それでちょっと、やんちゃしちゃうんだ」 なのは「でもね。ティアナは一人で戦ってるわけじゃないんだよ。 集団戦での、私やティアナのポジションは前後左右、全部が味方なんだから」 ティアナ「……!!」 なのは「その意味と今回のミスの理由、ちゃんと考えて同じことを二度と繰り返さないって…約束できる?」 ティアナ「はい」 なのは「うん。…なら、私からはそれだけ」 なのは「約束したからね」 ティアナ「……はい」 キャロ「えっと…シャーリーさん?」 シャーリー「はいな~?」 キャロ「フェイトさんと一緒にいらっしゃる方、考古学者のユーノ先生って伺ったんですが」 シャーリー「そう!ユーノ・スクライア先生。時空管理局のデータベース、 無限書庫の司書長にして古代遺跡の発掘や研究で業績を上げてる考古学者。 局員待遇の民間学者さんっていうのが、一番しっくりくるかな~。なのはさん、フェイトさんの幼馴染なんだって」 キャロ「はぁ~」 ユーノ「そう…。ジュエルシードが…」 フェイト「うん…」 フェイト「局の保管庫から地方の施設に貸し出してて…そこで盗まれちゃったみたい」 フェイト「まあ、引き続き追跡調査はしてるし、私がこのまま六課で事件を追っていけば… きっと、たどり着くはずだから」 ユーノ「フェイトが追ってる、スカリエッティ…」 フェイト「うん……でも、ジュエルシードをみて、懐かしい気持ちも出てきたんだ。 寂しいさよならもあったけど、私にとっては、いろんなことの始まりのきっかけでもあったから」 なのは「今日は…偶然なのかな?」 ヴェロッサ「僕も何か手伝えたらいいんだけどね」 はやて「アコース査察官も遅刻とサボリは常習やけど、基本的には忙しいやん」 ヴェロッサ「ひどいや」 ヴィータに「ちょっといいか?」 ヴィータ「訓練中から時々気になってたんだよ、ティアナのこと」 なのは「うん」 ヴィータ「強くなりたいなんてのは若い魔道師なら皆そうだし、無茶も多少はするもんだけど、 時々ちょっと度を超えてる。あいつ…ここに来る前、何かあったのか?」 なのは「うん……」 キャロ「ティアさんの…お兄さん?」 スバル「うん。…執務官志望の、魔道師だったんだけど。ご両親を事故で亡くしてからは、 お兄さんが一人でティアを育ててくれたんだって。だけど…任務中に…」 キャロ「亡くなっちゃったんですか?」 スバル「ティアがまだ…10歳の時にね」 なのは「ティアナのお兄さん、ディータ・ランスター。当時の階級は一等空尉。所属は首都航空隊。享年21歳」 ヴィータ「結構なエリートだな」 フェイト「そう…。エリートだったから、なんだよね。ディータ一等空尉が亡くなったときの任務。 逃走中の違法魔道師に手傷は負わせたんだけど、取り逃がしちゃってて…」 なのは「まぁ、地上の陸士部隊に協力を仰いだおかげで、犯人はその日のうちに取り押さえられたそうなんだけど」 フェイト「その件についてね、心無い上司がちょっとひどいコメントをして…一時期、問題になったの」 ヴィータ「コメントって……なんて?」 スバル「犯人を追い詰めながらも逃すなんて、首都航空隊の魔道師としてあるまじき失態で、 たとえ死んでも取り押さえるべきだった…とか。もっと直球に、任務を失敗するような役立たずはうんぬん…とか」 なのは「ティアナはその時、まだ10歳。たった一人の肉親を失くして、 しかもその最後の仕事が無意味で役にたたなかったって言われて…。 きっともの凄く傷ついて、悲しんで…」 スバル「だからティアは、証明するんだって。お兄さんが教えてくれた魔法は、 役立たずじゃない。どんな場所でも、どんな任務でもこなせるって。それで…残された夢を、 お兄さんが叶えられないで終わっちゃった執務官になるって夢を、叶えるんだって。 ティアがあんなに一生懸命で必死なのは、そのせいなんだよ」 スバル「で、ティアが考えてることって?」 ティアナ「短期間で、とりあえず戦力をアップさせる方法。うまくできれば、 あんたとのコンビネーションの幅もぐっと広がるし、エリオやキャロのフォローももっとできる」 なのは「じゃあ、引き続き個人スキルね。基礎の繰り返しになるけど、ここはしっかり頑張ろう!」 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「はい!!」 スバル「なのはさん…。優しいから」 フェイト「私も手伝おうと思ったんだけど」 ヴィータ「今はスターズの番」 フェイト「ほんとは、スターズの模擬戦も私が引き受けようと思ったんだけどね」 ヴィータ「あー。なのはもここんとこ訓練密度こい~からな。少し休ませねぇと」 フェイト「なのは。部屋に戻ってからもずっとモニターに向かいっぱなしなんだよ。訓練メニュー作ったり、 ビデオで皆の陣形をチェックしたり…」 エリオ「なのはさん。訓練中も、いつもボクたちのことを見ててくれるんですよね」 キャロ「ほんとに。ずっと…」 なのは「私の本気はこんなもんじゃないの」 なのは「こぉらスバル。駄目だよ。そんな危ない軌道!」 スバル「すいません!でも、ちゃんと防ぎますから!」 フェイト「なのはっ!!」 なのは「おかしいな。…二人とも、どうしちゃったのかな?」 「がんばってるのは分かるけど、模擬戦は喧嘩じゃないんだよ。 練習のときだけ言うこと聞いてる振りで、本番でこんな危険な無茶するんなら、練習の意味…ないじゃない」 なのは「ちゃんとさ…。練習どおりやろうよ。ねぇ。私の言ってること…私の訓練…。そんなに間違ってる?」 ティアナ「私は!もう、誰も傷つけたくないから!失くしたくないから!だから…っ、強くなりたいんです!!」 なのは「少し……頭冷やそうか」 なのは「じっとして。よく見てなさい」 なのは「伝えたいことがある。勇気の意味と一番最初に、守るべきもの。 次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS…第9話、たいせつなこと。 皆がいつか、自分の空をゆく日まで…」
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/47.html
魔法少女リリカルなのはStrikerS 第17話【その日、機動六課(後編)】 ウーノ「作業内容確認。ドクターの夢にして、最重要プラン。その達成へ向けての第一歩。 ナンバーズ12人中、11人が作業に参加。騎士ゼストと召喚師ルーテシアも、任意協力。 作業内容は、管理局地上本部、及び機動六課の無血制圧。聖王の器の回収は最優先。 タイプゼロの捕獲も、可能であれば行う。総合管制は私、ナンバーズファースト…ウーノ」 フェイト「シスター…会議室にいらしたんじゃ」 シャッハ「会議室のドアは、ゆうしの努力で何とか開きました。それで、私も急ぎ、二人を追って…」 なのは「はやてちゃんたちは?」 シャッハ「お三方とも、まだ会議室にいらっしゃいます。ガジェットや襲撃者たちについて、現場に説明を」 なのは「分散しよう。スターズはギンガの安否確認と襲撃戦力の排除」 フェイト「ライトニングは六課に戻る」 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「はい!!」 なのは「シスターシャッハ。上の皆を、お願いします」 シャッハ「この身にかけて」 ティアナ「スバル!先行しすぎ!」 スバル「ごめん!でも、大丈夫だから!」 なのは「仕方ないね。こういう場所だとスバルのほうが速い。大丈夫!こっちが急げばいい!」 ティアナ「はい!」 ルキノ「システム、完全にダウン。防御システムも、もう…」 グリフィス「くッ……」 ルーテシア「この子で、間違いない?」 ウーノ「はい、間違いありません。保護してくださって、ありがとうございます。その子もとても可哀想な子なんです」 白衣の男「モンディアル家のご子息、エリオ君は、既に病気で亡くなられている。 そしてこの子は、亡くなった息子さんの特殊クローン。プロジェクトF。 忌まわしき生命創造技術で生み出された劣化コピーです」 フェイト「スカリエッティはどこにいる!?何でこんな事件を起こす!?」 トーレ「お望みでしたら、いつでもご案内します」 セッテ「もちろん。あなたが我々に協力してくれるのならですが」 フェイト「彼は犯罪者だ!それも最悪の!」 トーレ「悲しいことを言わないで下さい。ドクターは、あなたやあの少年の、生みの親のようなものですよ」 フェイト「くっ」 セッテ「あなたがたの命は、ドクターがプロジェクトFの基礎を組み立てたからこそ」 フェイト「黙れ!」 キャロ「壊さないで…。私たちの居場所を…、壊さないでーーーー!!!!」 スカリエッティ「ミッドチルダの地上の管理局員諸君。気に入ってくれたかい? ささやかながらこれは私からのプレゼントだ。治安維持だの、 ロストロギア規制だのといった名目の元に圧迫され、正しい技術の促進したにも関わらず、 罪に問われた稀代の技術者たち。今日のプレゼントはその恨みの一撃とでも思ってくれたまえ。 しかし私もまた人間を、命を愛する者だ。無駄な血は流さぬよう努力はしたよ。 可能な限り無血に人道的に。忌むべき敵を一方的に征圧することができる技術。 それは十分に証明できたと思う。今日はここまでにしておくとしよう。 この素晴らしき力と技術が必要ならば、いつでも私宛に依頼をくれたまえ!格別の条件でお譲りする」 カリム「……予言は…覆らなかった…」 はやて「まだや。……機動六課は、あたしたちは、まだ終わってない」 次回予告 ティアナ「壊されてしまった、地上本部と機動六課」 エリオ「だけど、倒れたままではいられない」 ティアナ「立ち上がるんだ。皆でもう一度」 エリオ「次回、魔法少女リリカルなのはStirikerS第18話」 ティアナ「翼、ふたたび」 ティアナ・エリオ「Take off!」
https://w.atwiki.jp/ktom/pages/52.html
ここでは、第1期について書いてあります。 第2期、第3期、第4期、劇場版に関しては↓を参照してください。 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 魔法少女リリカルなのはA s 魔法少女リリカルなのはStrikerS 魔法少女リリカルなのはViVid 魔法戦記リリカルなのはForce ゴメン、準備中
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1167.html
魔法少女リリカルなのはStylish クロス元:Devil May Cry 最終更新:08/10/07 第一話『Devil May Cry』 第二話『Gun Fist』 第三話『Strawberry Sunday』 第四話『Strike out』 第五話『Riot Force』 第六話『Blood link』 第七話『Destination』 第八話『First Mission』 第九話『Rodeo Train』 第十話『Devil Must Die』 第十一話『Omen』 第十二話『Black Magic』 第十三話『Chance Meeting』 第十四話『Cross Fire』 第十五話『Soul』 第十六話『Shooting Star』 第十七話『Tear』 第十八話『Dear My Family』 第十九話『Dark Side』 リリカルなのは×ジョジョ第五部 クロス元:ジョジョの奇妙な冒険第五部 ―眠れる運命の奴隷達―(前編) ―眠れる運命の奴隷達―(中編) 拍手感想レス :簡単にアンカーガンからクロスミラージュ乗り換えなさそう :第3話にて、スバルの攻撃?を勘で避けるティアナ…ダンテがアグニ&ルドラ使ってたらダガーモード×2の時その動きを参考に前衛もできるようになるんじゃ… :なのは達との良い意味での距離感がイイ、六課って変な所なあなあでしたからね、公私の分別をつけるのは当然の義務っす :あなたの文は読み手の胸を暖かくとてくれる、そんなあなたの文が僕は大好きだ。 :もしティアナが壁にぶつかったらダンテと同じく悪魔の力を使えるキャロに嫉妬しそう :キャロ、君の闇は君自身のモノだよ、君の光と同じ様にね、強過ぎる光の中では君を護ってくれる大事な要素だよ :スカ博士が何気にシブいぜ!そして、キャロの過去に全米が泣いた :スカ博士が魅力あるキャラになりそうな流れに期待 :ティアナかっこよ過ぎクロスミラージュ空気読みすぎでシビレるww自重しろwww :はやてがちゃんと隊長しているのがスゲーーーー! :アンカーガン殉職、ここに哀悼の意を表します :最高です!!しかしあえて言おうダンテはまだかああああ!! :キャロに悪魔の力が宿っているのをティアナが知ったら、何するか判らなくて怖いなぁ :ダンテ最高!!今回はパパーダスタイルですね? :今回のダンテは最ッッ高 :いよいよ六課とダンテが邂逅。この先の展開に目が離せない。 :なのは二次小説の良作です。早く続きが見たくなる面白さ! :ルシアが出たと言うことはネロも?楽しみにしています! :アリウスキター!やっぱり最後は悪魔化するのかしら?楽しみだ! :これが修正力!!ティアナの暴走は避けられないのか!? :新作キター! マジ面白いッス! コメント欄です 感想や応援メッセージなどをお気軽にどうぞ(無名コメントも可能です) なお、過度な展開予想や要望は禁止です。コメント同士の会話もやめてください。 続きが楽しみでっす! ダンテカッコイイ! -- 名無しさん (2008-09-06 00 06 36) Smokin Sick Style!!!!!! -- ジョジョルノ (2008-09-06 00 09 59) 十七話でも変わらないハイクオリティに感動しました。 ぜひ完結までがんばってください。ジェロニモォォオオオ!! -- 名無しさん (2008-09-06 11 13 18) ティアナとなのはの模擬戦に涙!このSSを見たせいで続きが気になって仕方ない!責任とってぇ!www そしてジェロニモォオオ!wwww -- 崇拝者 (2008-09-06 11 28 49) これは普通に面白い! -- 名無し (2008-09-11 07 07 07) ジェロニモ(笑 扱いが難しいかもしれませんが、 後半辺りにでも真魔人を出して頂ければ嬉しいです -- 名無しさん (2008-09-11 08 53 21) なにはともあれ、じぇ、じぇろにも~(笑) -- 名無しさん (2008-09-12 21 00 24) おかげでなのは小説に目覚めてしまった... COOL! -- Sig. (2008-09-13 15 45 19) ジェロニモォオオオオオオオオオオオオ!!!! -- CRAZY! (2008-09-15 14 31 36) もしや、777様では・・・!? たぶん、ここのバージルは超兄貴w -- ∴ (2008-09-15 15 03 48) 久しぶりに変な改悪抜きの「ダンテ」が見られて嬉しいです! ストーリーも熱くて、続きが待ち遠しくなります! -- 名無しさん (2008-09-18 02 50 24) カックいいぜダンナー!!受けたぜぇ、ジェロニモーーー!! 律儀に真似するフェイトのジェロニモもいい感じだったなぁ… っつーか何気にダンテ×フェイトのフラグ多くねぇ? ま~それはそれでいいが -- MiTi (2008-09-18 06 32 42) 最新話キター! 今回では語られなかったようですが、バージルに関しての事も含めた諸々は次話かな。 続きが楽しみです。 -- 名無しさん (2008-09-18 23 25 00) 感動の再会ついでにキスの1つくらいどうです?あ、でもそうしたらフェイトが嫉妬しちゃいますね。 しかし、ティアとなのはの関係もイイですね! -- ジェロ (2008-09-19 00 38 33) 待ってました!!! ダンテと兄貴の対峙の瞬間が待ち遠しい。 -- ジョジョルノ (2008-09-19 00 56 51) ちなみに、恒例行事(ダンテに剣がぶっ刺さる)は無いのかな? -- 名無しさん (2008-09-19 03 37 50) 最新話おもしろかったです! ティアナがどんどん成長していってなのはやダンテとの交流が とても温かく感じられました。 しかしもっと嬉しかったのは原作じゃ空気だったユーノ君が出てきたことっす! どんな形であれ活躍してくれるなら大喜びですわ! -- 名無しさん (2008-09-19 07 17 06) 毎話毎話本当に面白いです! -- 名無し (2008-09-19 21 36 15) スゲェー!! バージルがカッコよすぎる!!! 今からダンテとバージルがどう関わっていくのか楽しみですw -- トラフィル (2008-09-20 13 25 08) まあってました!新作キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! バージルが本当にカッコよく、そしてダンテとティアの関係が最高です。 続き本当に楽しみにしてます。 -- 名無しさん (2008-09-21 13 20 59) ジェロニモてwww ティアナ・ミラージュコンビの全力反抗に痺れましたw 兄貴も現れたし、この先も楽しみにさせていただきます -- 名無しさん (2008-09-22 05 53 03) ラスボスがムンドゥスかアリウスかバージル兄貴か、はたまた神か…………。どうなっても面白そうだから読むのが辞められない! -- 名無し (2008-09-22 07 22 09) バージルカッコいいー!!!!!!続きがすげえ楽しみです! -- 名無しさん (2008-09-22 13 38 13) スカ様最高です。 ウーノGJ. -- 名無しさん (2008-10-07 21 25 37) YAMATOOO!!演習でダルマとはバージルは相変わらず鬼畜ですなw ダンテも素性ばらしたようですし近いうちに魔人化も見せてくれそうですね。シグナムとの剣嘩(誤字にあらず)はないのかな? 続きも楽しみにしています。 -- 名無しさん (2008-10-07 23 06 26) 待ってました!(≧∇≦) ナンバーズって結構好きなんで更なる活躍希望。しかし本命はティアナとダンテです! -- 名無し (2008-10-08 00 20 46) クアットロざまぁww -- 名無しさん (2008-10-08 01 54 36) 楽しみにしてました!!!!! ダンテがいつ魔人化するのかが気になる。 ちなみに、リベリオンとフォースエッジ以外のデビルアームズは出ないのかな。色々出すのは無理だろうけど、なんか出てきてほしいな。パンドラとかルシフェルとか。 -- ジョジョルノ (2008-10-08 04 30 34) まだかまだかとダンテの活躍を焦らされてきましたが、ここからの展開が楽しみでたまりません! -- 名無しさん (2008-10-08 16 48 16) このクオリティたまらんす!!次回の展開が楽しみです(^=^) -- てず~ (2008-10-09 15 42 45) バージルきたーー!!バージル大好きなので出てくれて本当にうれしです -- 名無しさん (2008-10-09 16 12 32) 貴方が神か!?ジェロニモー! -- 携帯からクレイジー! (2008-10-14 01 12 40) レッドオーブってそんなにヤバイものなのか。俺は4しかやってないからアイテム買うための金ぐらいにしか思わなかったが。しかしアレはゴミ箱や置物破壊しても出てきた気が・・・イラストにもその手のネタが・・・。まあ、悪魔が隠れていたのでしょう。次回楽しみです。 -- 携帯から失礼 (2008-10-14 07 21 16) スカ様が最高! -- 名無し (2008-10-15 01 25 56) おお、来てた!相変わらず面白かったです続き期待しています! -- 名無しさん (2008-10-15 15 44 38) あぁ………。これは本当にイイものだ………。 -- 名無し (2008-10-18 23 20 45) すごく・・・すばらしいです -- 名無しさん (2008-10-19 10 36 00) 新作…来てた……嬉しすぎる…バージル兄貴……!!! -- 名無しさん (2008-10-27 03 03 30) コミカルにして繊細、原作者を遥かに凌ぐ描写力、キャラの理解力、実に素晴らしい -- 名無しさん (2008-10-31 23 27 24) ボニクラもいいけど、DMCの武器を使う機会はあるのかな エボアボがダメだとしても、ナイトメアβやアルテミスなら使えるかな?これからが楽しみです! -- 名無しさん (2008-11-01 00 41 40) 貴方にもスパーダの御加護があらんことを… -- 魔剣教団騎士 (2008-11-02 13 32 53) 楽しすぎて狂っちまいそうだ! -- 名無しさん (2008-11-04 00 30 10) ティアナがツンデレ ブラコン・・・・ -- 名無しさん (2008-11-06 18 56 54) DMCのキャラしか知らんがオモローです 只のダンテ最強SSではなく、ダンテの人柄重視に感動した -- 名無しさん (2008-11-16 22 27 20) なのは+デビメの良作をこの目で見られたのは非常に嬉しい。だが、携帯なので入りきらないのが残念だ…いつかはパソコンで制覇してやるぜ!続き頑張れ!長文失礼 -- Black (2008-11-29 22 31 44) 氏の書くダンテはいつでもどこでもどんな時だって人間臭い、 時おり見える悪魔の片鱗がさらにそれを際立てる。 さらにそんなダンテに負けないくらい各々にもしっかりキャラが 立ってる、そんな氏は悪魔か、神か…。 長くなりましたが、結局何が言いたいのかと言うと じぇろにもー って事です、はい。 -- 名無しさん (2008-12-04 01 24 13) ダンテは魔人としてティアナと接したらどうなるんでしょう?もう知ってる・・・のか? あとブチャラティの話niceです! 続きが気になります! -- アンジェロ (2008-12-15 01 52 46) ここのティアナTUEEEEEEEEEE!!!!! ゼロ氏のティアナ同様なのはさんを 追い込みヤガッタ... 今後、この娘は少なくともまともな ことにはならんだろう...www -- あっくす (2008-12-21 15 35 09) ちょっと、てかかなり影のあるキャロもなかなか! -- ツバァイ (2008-12-22 00 37 53) いつになったら更新しますか? -- 名無しさん (2008-12-22 09 39 02) ↑死ね -- 名無しさん (2008-12-22 10 21 10) ダンテの魔力はオーバーSSS(人間にはアリエナーイクラス) なのは間違いない。 -- 名無しさん (2008-12-23 14 51 06) さすがスカさん! あの兄貴を丸め込むとは器がデカい! 悪魔にケンカを売るという肝っ玉もさすがのものなんだZE☆!! -- 名無しさん (2008-12-29 14 22 40) ルシフェル装備のダンテさんとチンクの爆発物投擲バトルが見て見たい♪ -- ALS (2008-12-30 00 38 49) ダンテかっこよすぎ!!(☆w☆) -- 名無しさん (2009-01-01 06 15 36) あけましておめでとうございます。今年も創作活動頑張ってください! -- 名無し (2009-01-01 08 29 49) まだかなー 続きが待ち遠しすぎる…!w -- 名無しさん (2009-01-15 03 59 00) さっさと続編を書きなさい。それがあなたにできる善行よ!! -- 四季映姫 (2009-01-15 16 14 57) ↑それは言ってはならないような気が激しくします。 -- 名無し (2009-01-16 00 40 13) 頑張れ -- 名無し (2009-01-24 16 02 49) ファンにできるのは期待して待っとくだけさ -- 名無しさん (2009-01-31 22 47 58) 程よいギャグの中にシリアス……ッ! こいつは……極み……ッ! ヴィータフラグ……フェイトフラグ……なんでもウェルカム……! -- 名無しさん (2009-02-02 04 26 12) 貴方のクア姉に萌えた。クアに萌えたのは初めてww -- 名無しさん (2009-02-15 01 14 23) 早く続きを~~ -- ウェルカム (2009-02-23 16 55 35) ここのダンテって恋仲になる相手が少ないから(マザコン&シスコン的な意味で)困るwww それがいいんですけどねw -- 名無しさん (2009-02-23 20 05 57) に・じゅう・わっ!に・じゅう・わっ!ジェローニモーーーーーーーーーーー! -- 名無しさん (2009-02-23 21 22 28) じぇろにもぉ〜♪ -- 名無しさん (2009-02-24 14 00 28) ハッ・・・早く続きを~~~(^w^) -- 名無しさん (2009-02-25 14 04 09) 今後のダンテと六課の皆さんの活躍が、待ち遠しいです。 -- DMC (2009-03-08 17 33 24) できれば挫折しないでほしい作品です! 待ち遠しいさ~ -- ファン (2009-03-10 09 18 05) この小説を読んだおかげ無事大学に合格しました!ありがとうございます!これから頑張ってください!応援しています。 -- 一浪合格 (2009-03-10 17 43 33) 凄く面白くてキャラをしっかり掴んでるのが凄いです。 ただ活躍が固まってる感じ(リリなのの方)がしました。 頑張ってください! -- りう (2009-03-20 04 28 08) とても面白かったです。それぞれのキャラの感じがよく掴めていたと思いました。今までいろんな作品を見て来ましたが、どの作品も途中で止まってしまうものばかりです。この作品は最後までいってくれることを期待しています。途中で挫折しないでほしいです。 -- クルシス (2009-03-22 02 40 44) ブチャラティの! 黄金の精神に、期待するゥゥゥゥゥ! 続きを 書くまで 見るのをッ 止めないッッ! -- アンジェロ (2009-03-22 16 56 13) もうダメ…なのか… -- 名無しさん (2009-03-22 18 10 33) バージルまで出しちゃったのはあざと過ぎるwwww -- 名無しさん (2009-03-25 04 31 23) 冷血どSにして愛され系?のバージル兄貴。 かなり原作に近いと思える感じです。 あの双子は相容れることはないのでしょうかね・・・ -- 名無しさん (2009-03-26 00 44 08) 毎日読んでます。でも飽きない。だって面白いもん。 -- ソイ (2009-03-26 01 29 17) 面白すぎる。 ブックマークさせていただきます。 -- 名無しさん (2009-03-29 17 27 35) 続きをお願いします‼じぇろぉぉぉにもぉぉ~~~ -- 名無しさん (2009-04-10 10 51 12) スバル·ナカジマを見ていたらK-1を思い出しました。前田慶次郎選手は凄かったな。次はルスランかバダか。 -- 名無しさん (2009-04-11 00 50 51) バージルの今後が非常に気になりますね! ダンテと最後まで敵対し続けるのか、 それとも、分かり合い共闘するのか…… 非常に続きが楽しみです! -- 名無しさん (2009-04-11 23 16 47) 作者さん、これだけの人があなたを応援しています!私もその一人です!どうか続きをお願いします! -- エルファス (2009-04-12 11 22 57) 面白いですね。続きを期待しています。 -- ロシアの速射砲 (2009-04-15 22 11 54) こんなに面白いのに、途中で終わっちまうなんて嫌だぁ -- 名無しさん (2009-04-17 09 15 53) あなたが一番面白いと思う物を書いて下さい。 私が一番読んでみたいのはソレなのです。 slow down babe ? -- ファン (2009-04-17 18 51 15) 気、気になるッ・・・ 続きがッ! バージルがやっと動き出して、 なんかアギトが絡むようで、 ティアナは一段落ついて、 これからじゃないかッ!見所は!! 20話に期待しています!! -- アンジェロ (2009-04-22 12 53 53) 二十話更新を楽しみにしております! 個人的には、バージルが今度こそ幸せに なって欲しい。DMC3の名シーンが再現されるのも 期待しております! -- 名無しさん (2009-04-25 04 10 28) 続きが凄く気になります!ここで終わってしまうのは勿体ないなぁ。んあ~! -- トヴァロヴィッチ·ダミール (2009-04-25 20 12 26) 一気に読ませてもらいましたぜ! 気長に更新を待ってます -- 名無しさん (2009-04-29 06 16 31) ジョジョとのクロス…だと…! 予想以上のクオリティでwktkが止まらないぜ! 続きに激しく期待! -- 名無しさん (2009-04-29 16 56 56) ここまで続編を期待される作品はもう名作としか言いようがありません!。DMCクロスも読みたいですがジョジョも見たい! 私も小説を書いてる者です、確かに執筆と私生活の両立は難しいです…ですがこの作品は本に出来るぐらいの名作ッ!! 大変でしょうけど本当に完結を期待してますッ!! -- カイバーマン (2009-05-02 13 24 23) 続きが凄く楽しみです。そういえば今週の土曜日は「IT’S SHOWTIME」の日ですね。こちらも楽しみです。日本で放送してくれないかな。巨神兵 VS 悪魔王子、ハンターRU VS 百獣の王なんてかなり盛り上がるのに。 -- サイモン·ルッツに取られちゃったよ (2009-05-14 23 53 38) ハンターRU欠場で百獣の王の相手はハンガリーの死神に変更されたようです。 -- 名無しさん (2009-05-15 15 58 28) 悪魔王子が巨神兵をまさかの瞬殺!百獣の王もハンガリーの死神を相手にきっちりと勝ちをおさめた模様。 いや~、悪魔王子強いね。将来パウンド·フォー·パウンドと呼ばれる存在になるかも。 -- 名無しさん (2009-05-17 18 12 25) 気になる・・・ 続きが読みてぇ -- 名無しさん (2009-05-26 12 08 33) 十七話は何度見てもなきそうになります ワイルドなティアナが最高です! -- 田中 (2009-05-28 18 23 46) 続きマダー? -- 喜夛川 (2009-05-29 21 28 58) めちゃめちゃ面白いです!続きを楽しみにしてます。 -- 名無しさん (2009-06-02 22 36 17) すごい人気だなー 読んでみようかな・・・ -- 名無しさん (2009-06-11 15 16 48) ダンテは女運が無いからいくらフラグ立っても決してゴールしないんだぜw そして兄貴と相容れる事も無し… だからダンテはダンテなんだ -- 名無しさん (2009-06-14 14 48 00) ↑ よく解ってらっしゃる。 ジュース奢ってやろう(ウソ -- 名無しさん (2009-06-14 19 08 56) ギャアアアアアア!ブチャラティかっこよすぎいいいいいいいいい!!!!! -- 名無しさん (2009-06-15 01 44 21) 面白い・・・まさかオメガセクターの 777さん? -- 名無しさん (2009-06-19 11 00 02) ↑オメガセクターだと!?あそこには毎日行っていたぞ!まさか・・・・!?とりあえずどちらの作品も面白いので俺の一番のお気に入りです。 -- 名無し (2009-06-21 21 29 43) いつダンテとバージルが戦うかスゲえきになる -- 名無しさん (2009-06-27 20 12 44) 777と言われて納得 確かにあの人の作品っぽい まあ、正解かどうかは本人にしかわからんけど。 -- 名無しさん (2009-07-05 20 35 52) 続きが気になります。 -- 名無し (2009-07-07 11 34 24) ダンテさん、シャマルルートへのフラグも順調に回収してますねw 20話舞いながら待ってるぜ! -- 名無しさん (2009-07-17 10 57 55) 更新を!疾風怒濤の更新を!一心不乱の更新を! -- 名無しさん (2009-07-24 17 12 35) ↑よせよ、そういうのがウザい+作者の負担になるって分からないのかよ。度々コメで更新しろ、続き気になるとか書いてる奴いるがほどほどにしとけ -- 名無しさん (2009-07-24 17 20 40) 作者の負担になるというが……作者、もうここ見てないよね、たぶん……。 見ているのなら、更新はともかく、生存報告が欲しいくらいなんだけど。 -- 名無しさん (2009-07-24 21 03 49) 俺も更新しろとか続きが読みたいとかしきりに書く奴 まあ全部同じ人間なんだろうがいい加減にして欲しい いちいち更新履歴をageるなよ -- 名無しさん (2009-07-25 01 50 07) 作者はとっくに見限って逃亡してますw あまりにも読者が厨なのでwwwwww -- 名無しさん (2009-07-26 00 49 24) 過剰に続き書け書け言うのは不味いが 期待しています程度ならいいだろう 少なくとも俺は期待している、面白いからな 二次創作SSだし、待つのは当然のことだ -- 名無しさん (2009-07-26 02 51 17) 凄い引き込まれました。 面白いもんだから続きが気になるのは当たり前のこと。 需要があるからコメントされる。 でも二次創作だから、未完のままで終わるかもしれないってのも仕方ないこと。 楽しい時間でした。 じぇ、じぇろにもー! -- 名無しさん (2009-07-29 22 14 19) ティアナの今後が非常に気になる。 新技とかレッドオーブによるパワーアップ 続き楽しみにしてますので頑張ってください。 -- 名無しさん (2009-09-05 02 37 17) 私は、このstylishが今まで読んだ中でも本当に すばらしい出来前のSSだと思います。 今後も期待していますが、どうか無理をせずに頑 張ってください。 -- 名無しさん (2009-09-07 19 15 21) 管理してる第三者が補足してないだけでとっくに更新してるのになんで作者がここに掲載するっていう思い込みでレスつけてんの?馬鹿なの?ゆとりなの? -- 名無しさん (2009-10-04 13 13 22) え、マジで? -- 名無しさん (2009-10-05 19 22 18) …俺達の一年間はなんだったんだ。 -- 名無しさん (2009-10-05 22 06 37) つーかいつ頃に出た?全然、気が付かなかったよ。 -- 名無し (2009-10-06 00 44 23) 結局見方がわからないorz -- 名無しさん (2009-10-07 00 59 03) デマじゃね? 釣られたかw -- 名無しさん (2009-10-07 03 32 18) ↑で更新されてるって言ってるけど、どうやってみればいいの? -- 名無しさん (2009-11-26 15 04 21) ↑釣りだっちゅうに・・・・ -- 名無しさん (2009-12-13 18 38 18) エタったか -- 名無しさん (2009-12-14 00 30 23) 今更発見したが超面白いな -- 名無しさん (2010-01-08 13 38 15) 2010年になってから読み始めた。 すんげェオモロイ。続きを切実に希望 多分、作者はFateとデビルメイクライのクロスを書いてた777さんだろう。 -- 名無しさん (2010-01-17 21 17 15) かなり面白い!!続きが超気になる。 頑張ってください!! -- 名無しさん (2010-01-26 23 25 17) かなしいけどこれ、もう2年放置なんだよね・・・w -- 名無しさん (2010-02-03 20 39 35) 小説家になろう。にあるとある最強系主人公達の放蕩記とゆうSSのオリ主がティアナと初めて会うシーンやスバルと初めてコンビを組んだ時の話がそっくりなんですが皆さんどう思われますか -- 名無しさん (2010-02-11 15 12 26) 見つけました。たしかによく似てますね。そっとしておいてあげましょう。 -- 名無しさん (2010-02-11 19 51 59) この作品のほうが先ですよね。 あっちがオリジナルだといいたいのかと思いました。 -- 名無しさん (2010-02-14 11 33 25) 催促のレスにムキになって噛みつく香具師は 自演丸出しの屑野郎ですw -- 名無しさん (2010-02-20 22 25 10) 名作なのに、続かないのは心底もったいないなぁ。 何個か↑のコメで言っていた作品、確かにこれの影響うけまくりですな -- 名無しさん (2010-02-23 15 25 38) …もし777氏であったとすれば、恐らく夢の職業へ就く為に努力と尽力の日々を送っているのでしょう。 本人が、「夢を本格的に追う為にHPやめても、別のサイトへSS投稿は続ける」…て仰ってたんで、もし似た話があれば彼なのかもしれません。 どっちかと言えば、今は一次創作を描いてる可能性が… -- 名無しさん (2010-02-23 15 55 30) 777氏本人では無いと思う。文体が違うし。 ただ、名作の影響の受けるのは別に良いんじゃない? どうしても気になるなら読まなきゃいいんだけ。 -- 名無しさん (2010-02-24 23 39 58) 今後のティアナの変化と、ダンテとバ-ジルの再会がかなり楽しみです。 いつか再び来ることを信じています。 -- 名無しさん (2010-03-02 00 32 45) 最近になって原作を知り、中でも最強の凡人ティアナさんに惚れて二次創作を読み漁ってるものです。 DMCはさわりしか知らない身でしたが、このお話を読んでやってみたくなりました。 どちらの作品のキャラクターも非常に魅力的で原作に興味を持たせてくれる、良いクロスオーバー作品だと思います。 読ませて頂いてありがとうございました! 最終更新はだいぶ昔のようですが、続編を待つものが此処に一人w 作者様がこれをご覧になっているかは分かりませんが、期待させて下さい! -- ぽるけ (2010-08-13 23 46 27) 最近読ませていただいたのですが・・・何ですかこの神作品はww 時間を忘れて読み続けてしまいましたw この作品の感想を書いたら大量のテキストは投稿できないと言われたので自重して・・・ とにかく感動したとだけは言わせてください!面白すぎて泣いてしまいました! そしてあの展開でもう終わりだなんてそりゃないですよww 何年だろうが待ち続けます、いつか是非第二十話の更新をお願いします! 続編の更新を待つものは此処にも一人いますよ! -- いるか (2010-11-15 09 17 24) シグナムとバージルの対決は面白いことになりそう剣と鞘で斬って殴り合いになるのでは? -- 名無しさん (2010-11-24 11 54 53) これほど読み応えのある作品に出会えた俺は幸せ者だ。たとえ完結せずとも十分楽しめた。ありがとう作者! -- 名無しさん (2010-11-26 12 55 27) 続きが気になる、特にティアナ -- 絶望のカーニバル (2011-04-04 15 19 54) 更新しないのか〜い -- のあ (2011-09-12 12 32 24) フェイトダンテの絡みでニヤニヤしちゃう 続き待ってます。 -- 名無しさん (2012-02-17 11 56 10) ここまで読み応え有る作品は中々お目にかかれなそうだw続きが楽しみですw -- 名無しさん (2012-03-08 04 57 24) どう考えてももう放置か。 まぁ、書く書かないは作者の自由だがせめて一言欲しかったな。 期待して気長に待っている人が大勢いるからなおらさね。 -- 名無しさん (2012-03-31 03 44 33) 自分も今DMC×リリなのStS書いてる身・・・応援してますぜ。 -- o肉 (2012-07-30 23 21 46) もう4年近く経つのか -- (2012-08-13 02 39 08) 第12話の一番下のところ 前へ 目次へ 次へ のリンクがつながってないですよ。 -- 名無しさん (2012-08-22 13 42 58) これ程携帯が離せない作品は初めてです -- 名無しさん (2012-11-14 18 13 51) ダンテがカッコいいですね? -- 名無しさん (2012-11-15 23 47 57) この作品が大好きです -- 名無しさん (2012-11-19 19 44 31) この小説を読めてとても嬉しいです -- 名無しさん (2012-11-22 00 27 28) 楽しい小説ですね これからが楽しみで仕方がないです♪ -- 名無しさん (2012-12-14 16 55 59) どこでも暇があれば読んでしまいます。 -- 名無しさん (2013-01-04 18 09 15) 更新いつまでも待っています -- 名無しさん (2013-02-24 09 48 12) 続きがとても楽しみです。 -- 名無しさん (2013-07-15 22 49 29) とても面白かったです 続きが楽しみです欲しかったですもしくわ -- ヤマト (2013-12-09 08 52 04) 気長に待ってます 気が向いたらでイイので -- 名無しさん (2014-01-24 08 33 48) 更新いつまでも待っています -- 名無しさん (2015-08-04 21 21 35) 続きが気になる~! -- zen (2016-09-13 14 36 32) 更新待っています -- 名無しさん (2018-01-21 00 03 10) 頑張って下さい。応援しています -- 名無しさん (2019-03-06 13 30 23) 今までに呼んだ二次小説の中でも最高の面白さです。何時も更新していないか確認してしまいます。 -- 名無しさん (2019-03-06 18 31 20) クロスssでもハイクオリティの作品でした。 とても面白かったです。 -- 名無しさん (2019-12-30 22 15 07) 高校時代読んでいて、10年振りくらいに来ました。いつ読んでも面白い… -- ななし (2023-05-15 02 29 00) 名前 コメント TOPページへ このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2181.html
フェイトの雷撃が最後のムガンを粉砕し、戦闘は時空管理局側の勝利に終わった。 歓声轟き、放っておけば祝宴でも始めてしまいそうな程の異様な熱気の中、その男は独り彫像のように佇んでいた。 先程までの獅子奮迅の活躍とは別人のようなその静かな姿は、他の男達の熱狂の中、まるで別世界の住人のように周囲の景色から乖離している。 「時空管理局の高町なのは一等空尉です。ご協力ありがとうございました」 管理局局員ではない、恐らく地元の民間魔導師であろうその男――ロージェノムの傍に降り立ち、なのははそう言って敬礼する。 間近で改めて見てみると、こう言っては悪いが……異様な風体の男だった。 3m近い長身、鍛え上げられた逞しい肉体。浅黒い肌の胸と背中に残る、まるで巨大な何かに穿たれたような傷痕。 その外見も然ることながら、何よりも男から滲み出る気配――オーラとでも言おうか――が、一般の人間とは明らかに一線を画している。 ……この人は、只者ではない。 胸の奥の何か――心臓ではない、リンカーコアでもない何かのざわつく気配を、なのはは感じていた。 「……時空管理局?」 なのはの言葉にロージェノムは無表情のまま、しかし怪訝そうな声で問い返す。 何か後ろ暗いことがある――というよりも、初めてその名前を聞いた、そんな響きだった。 ロージェノムの呟きを聞き取り、なのはは眉を寄せる。 ミッドチルダは時空管理局のお膝元、この世界の人間で管理局の名を知らないということはありえない。 一部の例外を除いて。 まさか……? 一つの可能性に辿り着き、なのははロージェノムを見上げ、口を開いた。 「ご存知……ないんですか?」 「いや……」 なのはの問いにロージェノムは言葉を濁し、 「――ああ、初耳だな」 そう言い直した。 一瞬、ロージェノムの表情が動いた――ように、なのはには見えた。 その表情の変化と歯切れの悪い言動に僅かばかりの違和感を覚えながらも、なのはは己の推測に確信を抱き始めていた。 「……こちらも一つ質問して良いだろうか?」 頭三つ分以上高い位置から見下ろすように問うロージェノムに少し威圧されながら、なのはは「答えられることならば」と言葉を返した。 ロージェノムは首肯し、なのは達にとっては常識的な、しかしなのはの推測する人間にとっては非常識的な疑問を口にする。 「先程お前達は何の機械的な補助も無しに空を飛んでいたが……あれは、何だ?」 その問いに、なのはは自分の推測の正しかったことを知った。 この男は、時空漂流者――何らかの理由でこの世界に飛ばされた、次元の迷子だ。 ロージェノムと名乗る時空漂流者の移送、並びに時空管理局本部での事情聴取はフェイトが行うこととなった。 本当はなのはがやりたがっていたのだが、被害状況の調査や街の復興計画などの細々とした処理の指揮を任されてしまい、仕方なくフェイトにお鉢が回ってきたのである。 臨時の助っ人が何故そこまで……と思わないでもないが、これは一等空尉という肩書きが仇となったとしか言いようがない。 日々仕事に忙殺されているもう一人の親友のことを思い出し、偉くなるのも考え物だなぁーとフェイトは他人事のように思うのだった。 管理局本部への任意同行をロージェノムが二つ返事で了承したことに、フェイトは少なからず驚いていた。 これまでにも時空漂流者を保護した経験はあるが、こんなにもあっさりと了解を得られたことは少ない。 殆どの場合、何らかの形で抵抗されてきたし、それが当然であるともフェイトは思っていた。 右も左も分からないような場所に突如放り出され、その上訳の分からない組織に連行されようとしている……。 寧ろ抵抗しない方がおかしいだろう。 にも関わらず、ロージェノムはこちらの要求を何の迷いもなく受け入れた。 魔法の「ま」の字も知らないこの男にとって、時空管理局の名も馴染みがある筈などない。 警戒心というものがないのか、自分の実力に絶対的な自信でも持っているのか、何か管理局に近づく裏でもあるのか、……それとも、何も考えていないだけなのか。 表情一つ変わらぬロージェノムの顔からは何も読み取れない。 管理局本部への移送に、ロージェノムは一つの条件を出した。 ロージェノムが搭乗していた質量兵器――〝ラゼンガン〟というらしい――を本部に持ち込みたいというロージェノムの要求に、どうしたものかとフェイトは悩む。 時空管理局は質量兵器の保有、及びその使用を禁じている。 時空漂流者とはいえその規制に例外は無い。 そして第一……目の前のガラクタがまともに動くとはフェイトには到底思えなかった。 四肢は潰れ、尻尾は千切れ、胴体も崩れかけた、元は人型だったであろう質量兵器。 辛うじて無事と言える部分はコクピットのある頭部付近だけである。 ……どう見ても、粗大ゴミとしか思えなかった。 「あの……やっぱりこれで本部まで行くのは、幾らなんでも無理があると思うんですけど……」 危ないですよーやめましょうよーと安全性の面から説得を試みるフェイトだったが、ロージェノムは大破したラゼンガンのコクピットに足をかけ、一言。 「首から下など飾りに過ぎん」 ……無茶苦茶な科白だったが、何故かこの男が言うと物凄く説得力があるような気がした。 そしてその直後、フェイトはロージェノムの言葉の意味を知ることになる。 「ぬ……おおおおおおおおっ!!」 操縦桿を握り咆哮を上げるロージェノムに応えるように、ラゼンガンの両眼に光が灯る。 瞬間、ラゼンガンの頭部両側面、人間で言えば耳に当たる部分から腕が生えた。 両腕で首筋をがっちりと掴み、左右に捻りながら頭を引き抜くラゼンガン。 ……傍から見ていると、物凄くシュールな光景だった。 そうして苦労して首から引き抜かれた頭部には、やはりと言うべきか、小さな脚がしっかりと付いている。 「ほ、本当に飾りだったんだ。首から下……」 予想の斜め上をいくラゼンガンの驚くべき正体に、フェイトはただ唖然とするしかなかった。 「……どうした? 管理局とやらに行くのではなかったのか」 一頭身のラゼンガン――この形態は暫定的に〝ラガン〟とでも呼ぼう――のコクピットから、ロージェノムが怪訝そうにフェイトを見下ろす。 すっかり可愛くなってしまったその機体を眺め、フェイトは諦めたように息を吐いた。 武装も無いようだし、これならば問題ないかもしれない……と、思いたい。 「あの……貴方は、何者なんですか?」 問いかけるフェイトを一瞥し、ロージェノムは目を眇めた。 「事情聴取は管理局に着いてからではなかったのか?」 「私の純粋な好奇心から訊いているんです」 本部に着いてから色々とドッキリさせられる前に今の内に心の準備を……という本音は隠して、フェイトは答える。 ロージェノムは黙り込んだ。 表情こそ動いていないが、しかしその内心では物凄く困っていた。 自分は一体何者なのか――実のところ、その明確な答えをロージェノムは持たない。 螺旋王――否。 この身はクローン培養によって造られたコピー、記憶や知識は受け継いでいるが決してオリジナルの『ロージェノム』と同一の存在ではない。 大グレン団旗艦超銀河ダイグレン生体コンピュータ――否。 既に超銀河グレンラガンとは切り離され、再び一つの個体として活動している。 誰でもない、俺は俺だ――論外。 そもそもこの娘の疑問への回答になっていない。 消去法で次々と選択肢を消していき、ロージェノムは遂に一つの答えに辿り着いた。 「わしは……」 言いかけて、ロージェノムは自嘲するように唇の端を歪めた。 何様のつもりだ、「わし」などと……。 あの時、あの宇宙で、最後の最期まで共に戦ってくれた忠臣に自分は何と答えた? ――王ではない、今はただの戦士だ。ヴィラル……お前と同じ、な。 そうだ、自分は戦士だ。 たとえこの身が仮初の肉体、造られた人格だとしても、自分が一人の戦士として、螺旋の戦士として戦ったことに変わりはない。 シモン達と共に、大グレン団の一員として戦ったことに偽りはない。 吹っ切れたように小さく笑い、ロージェノムは改めて口を開く。 「――私は戦士。螺旋の戦士、ロージェノム」 威風堂々、胸を張ってそう言い切った。 宇宙とは、認識されて初めて確定する――それがこの宇宙の理である。 ならば自分自身の存在も、自分自身が認識した姿に確定するのではないか。 自分の信じる自分の形に……。 故にロージェノムは全力で信じる。 戦士としての自分自身を、自分の信じる自分自身を。 ロージェノムの示した回答に、フェイトは虚を衝かれたように目を瞬かせていた。 なのはが管理局に戻った時には、既に夜は明けかけていた。 ロージェノムはどうしているだろうか、フェイトの事情聴取は上手く済んだだろうか。 報告書を提出し、自分達の保護した時空漂流者について問い合わせたなのはは、事情聴取は依然継続中という答えに目を見開いた。 フェイト達がいつ頃本部に戻ったのかは知らないが、少なくとも日の入り前には着いていただろう。 そこから事情聴取にどれだけかけているのか、何時間時空漂流者を拘束しているのか。 管理局員としての常識を外れたフェイトの行動が、なのはには信じられなかった。 「フェイトちゃ……ん!?」 取調室の扉を蹴破るような勢いで入室したなのは、室内に揃った予想外の顔の前に思わず踏鞴を踏んだ。 「あ、なのはちゃんお帰りー」 にこやかな笑顔でなのはを迎える、八神はやて二等陸佐。 「君はもう少し落ち着きというものを持った方が良いな、なのは」 渋い顔でなのはを振り返る、クロノ・ハウラオン提督。 「うぉっ!? ……って、何だなのはかよ。ビックリさせんな!」 居眠りでもしていたのか、挙動不審なヴィータ。 他にもシャマルやシグナムなどの守護騎士の面々、ユーノ・スクライア司書長やアルフなど、なのはにとって馴染みの深い面々が狭い取調室に勢揃いしている。 そして極めつけは……、 「あらあら、まるで同窓会みたいね」 「リンディさんまで……」 湯呑み片手にほけほけと笑う管理局総務統括官の姿に、なのはは呆れを通り越して脱力した。 「もう……皆揃って何やってるんですか!?」 時空漂流者への長時間の不当拘束だけでも許せないというのに、こんな大人数で事情聴取など理解出来ない。 否、理解したくない。 これではまるで尋問である。 なのはの糾弾にはやて達はばつの悪そうに視線を逸らした。 「いや、まぁ……最初はフェイトちゃんだけで普通に事情聴取やってたんやけどなぁ……」 「ちょっと事情が変わって……というかわたしだけじゃどうしようもない展開になっちゃって、それで無理言って皆に来て貰ったの」 言い訳するはやてとフェイトに、なのはの眉が剣呑そうに吊り上がる。 「事情って……皆が一度に集まらなきゃ駄目な位大事なことなの?」 リンディを始めとして今この場に集まっている面子は、皆時空管理局の中でも重要な場所を任されている者達であるとなのはは思っている。 時空漂流者一人の事情聴取などという些事にかまけ、こんな所で油を売っている暇などない。 そういった意味でも、なのはは怒っているのだ。 はやてはフェイトとアイコンタクトを交わし、「驚かんでよ?」と前置きした後、真剣な顔でこう切り出した。 「なのはちゃん。ウチらな……今、アンチスパイラルへの対抗策話し合ってんねん」 「…………へ?」 はやての口にした予想外の言葉に、なのはは面食らったように間の抜けた声を上げた。 アンチスパイラル。 アンチスパイラルとは……あのアンチスパイラルだろうか? 四年前、ミッドチルダ北部の空港爆破テロと共に全次元世界に宣戦布告し、以来次元世界各地で質量兵器による破壊活動を行う謎のテロ組織。 目下、なのは達時空管理局にとって最大最悪の「敵」……! そのアンチスパイラルとロージェノムの間に、一体何の関係があるというのか。 なのはの疑問に答えるように、はやては部屋の奥に座るロージェノム――腕を組み、なのは達のやり取りを黙然と見守る異邦の戦士を一瞥し、そしてこう言った。 「とんでもないジョーカーやで、あの人は……」 天元突破リリカルなのはSpiral 第1話「貴方は、何者なんですか?」(了) 戻る目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanoha_data/pages/27.html
チームナカジマと保護者たち 高町ヴィヴィオ アインハルト・ストラトス 高町なのは フェイト・T・ハラオウン コロナ・ティミル リオ・ウェズリー ノーヴェ・ナカジマ ルーテシア・アルピーノ 元機動六課フォワード スバル・ナカジマ ティアナ・ランスター エリオ・モンディアル キャロ・ル・ルシエ インターミドル参加者 ミウラ・リナルディ シャンテ・アビニオン ハリー・トライベッカ ヴィクトーリア・ダールグリュン ミカヤ・シェベル エルス・タスミン ファビア・クロゼルグ ジークリンデ・エレミア 八神家、ナカジマ家、聖王教会他一般 八神はやて シャマル アギト ギンガ・ナカジマ ゲンヤ・ナカジマ チンク・ナカジマ ディエチ・ナカジマ ウェンディ・ナカジマ カリム・グラシア シャッハ・ヌエラ セイン オットー ディード メガーヌ・アルピーノ シャリオ・フィニーノ 古代ベルカの王 オリヴィエ・ゼーゲブレヒト クラウス・イングヴァルト 高町ヴィヴィオ(一人称:わたし、ヴィヴィオ) アインハルト:アインハルトさん なのは:なのはママ、ママ フェイト:フェイトママ コロナ:コロナ リオ:リオ ノーヴェ:ノーヴェ スバル:スバルさん ティアナ:ティアナさん ミウラ:ミウラさん シャンテ:シャンテ ハリー:ハリー選手 ザフィーラ:ザフィーラ チンク:チンクさん セイン:セイン オットー:オットー ディード:ディード ルーテシア:ルールー クイント:クイントさん イクス:イクス クリス:クリス レイジングハート:レイジングハート バルディッシュ:バルディッシュ アインハルト・ストラトス(一人称:私) ヴィヴィオ:ヴィヴィオさん コロナ:コロナさん リオ:リオさん ノーヴェ:ノーヴェさん ミカヤ:ミカヤさん クラウス:クラウス オリヴィエ:オリヴィエ殿下 ティオ:ティオ 高町なのは(一人称:わたし) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルトちゃん フェイト:フェイトちゃん コロナ:コロナちゃん リオ:リオちゃん ノーヴェ:ノーヴェ ティアナ:ティアナ ルーテシア:ルーテシア メガーヌ:メガーヌさん クリス:クリス フェイト・T・ハラオウン(一人称:私) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト なのは:なのは ノーヴェ:ノーヴェ エリオ:エリオ キャロ:キャロ シャーリー:シャーリー マリー:マリーさん クリス:クリス コロナ・ティミル(一人称:私) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルトさん リオ:リオ ノーヴェ:ノーヴェさん ルーテシア:ルーちゃん ハリー:番長 ウェンディ:ウェンディさん はやて:八神司令 ブランゼル:ブランゼル リオ・ウェズリー(一人称:あたし) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルトさん コロナ:コロナ スバル:スバルさん メガーヌ:メガーヌさん ソルフェージュ:ソル ノーヴェ・ナカジマ(一人称:あたし) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト なのは:なのはさん フェイト:フェイトさん コロナ:コロナ リオ:リオ スバル:スバル ティアナ:ティアナ ミウラ:ミウラ ミカヤ:ミカヤちゃん ギンガ:ギンガ ザフィーラ:旦那 ゲンヤ:おとーさん ルーテシア:お嬢 メガーヌ:メガーヌさん マリー:マリーさん ジェットエッジ:ジェットエッジ、ジェット ルーテシア・アルピーノ(一人称:わたし) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト コロナ:コロナ リオ:リオ シャンテ:シャンテ はやて:八神司令 アギト:アギト シャッハ:シスターシャッハ セイン:セイン ガリュー:ガリュー メガーヌ:ママ ブランゼル:ブランゼル スバル・ナカジマ(一人称:あたし) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト ノーヴェ:ノーヴェ ティアナ:ティア エリオ:エリオ キャロ:キャロ セイン:セイン ヴォルツ:司令 イクス:イクス ティアナ・ランスター(一人称:あたし) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト なのは:なのはさん リオ:リオ ノーヴェ:ノーヴェ スバル:スバル キャロ:キャロ エリオ・モンディアル(一人称:僕) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ フェイト:フェイトさん ストラーダ:ストラーダ キャロ・ル・ルシエ(一人称:わたし) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト フェイト:フェイトさん リオ:リオちゃん セイン:セイン ルーテシア:ルーちゃん フリード:フリード ミウラ・リナルディ(一人称:ボク) ヴィヴィオ:ヴィヴィオさん はやて:はやてさん シグナム:シグナムさん ヴィータ:ヴィータさん シャマル:シャマル先生 ザフィーラ:師匠 リイン:リインさん シャンテ・アビニオン ヴィヴィオ:陛下 ルーテシア:ルルっち シャッハ:シスターシャッハ ハリー・トライベッカ(一人称:オレ) ヴィクトーリア:ヘンテコお嬢様 エルス:アホ、アホのエルス ジークリンデ:ジーク ヴィクトーリア・ダールグリュン(一人称:わたくし) エドガー:エドガー ハリー:不良娘、ポンコツ不良娘 ジークリンデ:ジーク ミカヤ・シェベル(一人称:私) ノーヴェ:ナカジマちゃん エルス・タスミン(一人称:私) ジークリンデ:チャンピオン ファビア・クロゼルグ(一人称:ファビア) ジークリンデ・エレミア(一人称:私(ウチ)) ハリー:番長 ヴィクトーリア:ヴィクター 八神はやて(一人称:私) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト シグナム:シグナム ヴィータ:ヴィータ ザフィーラ:ザフィーラ リイン:リイン アギト:アギト スバル:スバル ミウラ:ミウラ ルーテシア:ルール クリス:クリス シャマル ザフィーラ:ザフィーラ ザフィーラ} ヴィヴィオ:ヴィヴィオ ノーヴェ:ノーヴェ ミウラ:ミウラ アギト ルーテシア:ルール ギンガ・ナカジマ(一人称:私) ウェンディ:ウェンディ ゲンヤ・ナカジマ(一人称:俺) なのは:高町嬢ちゃん チンク・ナカジマ(一人称:私、姉) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト ノーヴェ:ノーヴェ イクス:イクスヴェリア陛下 オリヴィエ:オリヴィエ聖王女殿下 ディエチ・ナカジマ(一人称:私) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト ノーヴェ:ノーヴェ スバル:スバル ウェンディ:ウェンディ イクス:イクス ウェンディ・ナカジマ(一人称:あたし) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト ノーヴェ:ノーヴェ ルーテシア:ルーお嬢様 スバル:スバル ミカヤ:ミカヤちゃん チンク:チンク姉 カリム:騎士カリム シャッハ:シスターシャッハ セイン:セイン姉 オットー:オットー ディード:ディード イクス:イクス カリム・グラシア(一人称:私) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ シャッハ:シャッハ セイン:セイン イクス:イクス シャッハ・ヌエラ(一人称:私) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ シャンテ:シャンテ セイン(一人称:私) ヴィヴィオ:ヴィヴィオ アインハルト:アインハルト、覇王っ子 ノーヴェ:ノーヴェ ウェンディ:ウェンディ シャッハ:シスターシャッハ シャンテ:シャンテ イクス:イクス オットー(一人称:僕) ヴィヴィオ:陛下 コロナ:コロナお嬢様 ノーヴェ:ノーヴェ ディード(一人称:私) ヴィヴィオ:陛下 リオ:リオお嬢様 ノーヴェ:ノーヴェ姉様 スバル:スバルさん ディエチ:ディエチ姉様 ウェンディ:ウェンディ姉様 イクス:イクス様 メガーヌ・アルピーノ ヴィヴィオ:ヴィヴィオちゃん アインハルト:アインハルトちゃん エリオ:エリオくん セイン:セイン ルーテシア:ルーテシア クイント:クイント シャリオ・フィニーノ(一人称:私) フェイト:フェイトさん オリヴィエ・ゼーゲブレヒト(一人称:私) クラウス:クラウス クラウス・G・S・イングヴァルト(一人称:僕) オリヴィエ:オリヴィエ